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また新しいのだしてる
一宮(いちのみや)は、目の前で起きたことを、いまだに理解できずにいた。
一宮
困惑する一宮の前には、同じ歳くらいの女性が立っている。
八橋
八橋
八橋
一宮
八橋
八橋
八橋
一宮はただただ混乱するだけ。
ここに来る前に記憶があるのは、古本屋で妙に気になった絵本を手にしたこと。
その帰りで、八橋と名乗る女性に声をかけられたこと。
そこから記憶をすっ飛ばして、なぜかサウナに女性と2人きり。
他の客はいない。
この状況で混乱するなというほうが無理である。
一宮
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一宮は辺りを見回す。 がしかし、やはり目の前に八橋がいるだけ。
八橋
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どこからか聞こえる謎の声。 まるで一宮の頭の中に直接語りかけてきているようだった。
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一宮
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一宮
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その声が聞こえると、目の前が真っ白になった。
一宮
桃太郎
一宮
桃太郎
桃太郎
一宮
一宮
一宮
桃太郎
桃太郎
一宮
桃太郎
桃太郎
八橋
八橋
八橋
一宮
一宮
一宮
一宮
一宮
一宮
一宮
八橋
八橋
一宮
一宮
一宮
一宮
一宮
一宮
一宮
一宮
八橋
八橋
八幡はそう言うと、手でうちわを作って顔をあおぐ。
なぜ、彼女はこんな場所を選択したのだろうか。
一宮
一宮
一宮
一宮
一宮
一宮
一宮
一宮
八橋
八橋が言うと、宙に浮く絵本が現れる。
ページが勝手にペラペラとめくれ、物語が一宮の頭の中に入ってくる。
一方、一宮の近くに浮かぶは、さっき買ったばかりの桃太郎。
そう、異空間で直接会ったばかりの桃太郎だった。
一宮
一宮
桃太郎 VS 北風と太陽
常軌を逸脱した心理戦が始まる。