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中に進んでいくと、 そこはそう。魔王城の中みたいに 真っ暗で、どこまでも続いている廊下があった。
廊下は、コツン、…コツンと俺らの足音が反響し、不協和音のリズムを刻んでいた。
…その先に、こちらを見つめる2人の瞳が赤と青色に光り輝くのを見つけて
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暫く歩くと、そこには大きい…いや、 大きいとは言えどこれば大きすぎるだろう。常人なら困惑する程の扉の大きさだった。
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トントンは扉に手をかけて、 そのまま扉を開けた。 その先に広がるのは、とても綺麗な 部屋だった。そこに2人は俺らを見るように笑いながら座っていた
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ニヤリと笑うその顔に腹が立つ。
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トントンが庇うように俺の前にたち、 手で後ろに押してくれる
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訳も分からず困惑している俺たち。 その中で、…シッマが足を早めてグルッペンたちに歯向かう
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……俺の話か…、
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そう言われて、…言葉がでなくなって、 下を向いてしまう。
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