彼氏
ドライブだけってちょっと寂しいな。
彼女
そうだね〜。
彼女
心霊スポットとか行ってみる??笑笑
彼氏
それいいかもな笑
彼女
じゃあ行こう!!!!!
彼女
結構やばいとこに行きたい笑
彼氏
お前怖いの苦手じゃん、どした??💧
彼女
まぁまぁ、行ってみようよ!!
彼氏
うん。とりま行ってみてからだよね!お前の怖がるところも見たいし笑笑
彼女
はぁ??今なんて言った??笑笑
彼氏
笑笑冗談だよ(●︎´▽︎`●︎)
彼女
少し怖くなってきた。やっぱ帰らない??
彼氏
はぁ??お前が行こうって言ったから来たんだろうが!!!
彼女
でも、怖くなってきたの!!!!それぐらい分かってよ!!!
彼氏
お前が来たいって言ったから、行きたくもないこんなに遠い心霊スポットに来たんだよ!!!!!!!
彼女
…...
彼氏
お前が来たかったんだろ!!!!1人でいけよ!!!!!
彼女
え...待ってよ!!!!ねぇ!!待ってってば!!!置いてかないでよ!!!酷いよ!!!
彼氏
いいから降りるんだ!!!
そうして彼氏は彼女を置き去りにして帰ってしまった。
彼氏
でもな、真夜中の1人心霊スポットは流石にダメだよな...しかも結構やばいとこだし......
彼氏
ダメだ!!早く迎えに行かないと危ない!!!!!
そこには何も変わっていない泣いたままの彼女がいた。
彼氏
『 おい!!!一緒に帰ろう!!さっきは置いて行ってごめん!!!とりあえず危ないから早く車に乗って!!!! 』
彼女
グズッうぅぅ(泣)
彼氏
いいから早く!!!
彼氏
ごめん!!本当にごめん!!ついカッとなってしまって...
彼女
大丈夫。ずっとあなたが来ると思っていたから。
だが、心霊スポット区間を抜ける時、後ろで手を振る男の子がいた。その男の子は手の甲を向けていた。
彼女
こんな真夜中に可哀想だよ。乗せてあげようよ。
彼氏
ダメだ。現実と逆の行動をしているのはこの世のものじゃないんだ。
彼女
へぇ!!すごーぃ!!
と言って拍手をする彼女。しかしその手は手の甲を打ち付けていた。