不器用なりの心配の仕方とキス。

nmmn.腐向けです

耐性.理解がない方は 御遠慮ください

nmmn?腐向け?なんだそれ

という方も御遠慮ください

💙❤️(攻受)です 地雷は自衛してください

素晴らしき御本人様とは 何の関係もありません⚠

以上のことを踏まえて 観覧してください

ピピピ、と無機質な音が鳴る。

表示された文字を見ると、 『38度6分』という数字。

自覚すると同時に、 どっと来る身体の不具合。

鞭を打ってでも行こうと思ったが、

さすがに動けないという事が 分かったから

『今日はレコーディングには 行けない』

そう💛くんに連絡して、

ベッドに潜り込んで、 具合の悪さから来る眠気に 身を投じた。

眠りが覚めて未だ残ってる 身体の熱に襲われる

心做しか頭も痛くて、 また眠ってしまいたい。

けれど、もう目が覚めていて 夜までは耐えきらなくては いけないのだろう。

熱のせいで回らない頭で ふと思い出した。

今日は1食もとっていない。

メンバーの誰よりも心配性で、 それを言えない不器用な彼に 怒られてしまう。

何か口に入れよう、そう思って ベッドから起き上がる

と、同時に鳴るインターホン

こんな時に誰だよ。

心底そう思いながら、

ふらつく身体を壁で支えながら 歩いて玄関へ向かう

力の無い声を出して、

ドアを開けるとそこには さっき考えていた青い彼がいて

少しだるそうに聞いてきてるけど

その手には風邪に効きそうな物が 入っている袋をぶら下げていて

心配してくれてたんだ

と、ひと目でわかる。

大方💛くんが💙ちゃんに 伝えたのだろう。

今頃💛くんはレコーディングに 励んでいるかな

そう考えてボーっとしていたら

『ここ俺の家なんだけど』

そういう暇もなく腕を強引に グイ、と引っ張られる。

部屋まで連れてこられて、 そのままベッドに放り込まれる。

寒くならないように 身体にかける物も渡され

先程の強引さに少し不貞腐れつつ

彼なりの気遣い

そう思って素直に受け入れる

寝る体勢になって、 彼が頭を撫でてくる。

そう言って、ただ頭を撫でてくる

彼の不器用な撫で方が心地よくて

段々眠りにつきそうになってきて

眠らないうちにそう言って

そのまま来ていた眠気に 身を任せた。

『💙ちゃ、ありがと…』

そう言って眠った君

ずっと頭を撫でていた手は熱くて

それほど彼の熱が酷い事が分かる

まだ熱がある彼はやっぱりまだ 少しだけ、しんどそうで。

そう言って、唇にキスを落とした