これは、私が今年の夏に体験した 本当にあった、怖い話
雅美
その日は、珍しく土砂降りでした
いつもは自転車で向かうはずの塾も その日は仕方なくバスに乗っていくことにしました
雅美
バスを待ち続けること5分後 ようやくバス停に、バスが止まりました
雅美
バスに乗れて、一安心した私
左側の、後ろからニ番目の席に座りました
雅美
そのバスも、何度か利用したことはありますが、いつもすいているのです
その日も、乗客は私を含めて、四人しかいませんでした
次のバス停で、二人降りました その次のバス停でも、一人降りました
とうとう、車内には私一人
雅美
女の子
女の子
雅美
後ろの座席から、小さい女の子…と言っても三年生くらいの女の子が顔を出してきたのです
私は今まで全くその子の存在に気づきませんでした
女の子
女の子
雅美
雅美
雅美
女の子
女の子は、笑顔で答えました
偉いな、と思いつつも、こんな土砂降りの日に、一人で大丈夫かな、と思いました
雅美
雅美
女の子
雅美
少し不思議な子だなぁ、と思いました
雅美
女の子
本当にこの子、大丈夫なのだろうか、と思い、降りるバス停の風景はわかるのかと聞いてみました
女の子
雅美
女の子
女の子
塾の授業が始まるまでにはあと一時間以上
いつもは、授業の一時間前には塾に行っているので、その日も同じ時間に家を出ていました
塾に早く行きたいという気持ちもありましたが、何よりその女の子が心配だったので
一緒に降りるバス停を探すことにしました
最悪、終点だったとしても、歩いて十五分くらいすれば塾につくので
余裕で間に合います
雅美
女の子
女の子
雅美
女の子
とうとう、降りるはずのバス停を過ぎ、終点の一つ前のバス停に向かう途中でした
女の子
雅美
女の子
そう言って、女の子が私の手を握りました
ヒヤッ
雅美
女の子
女の子
雅美
雅美
その子の手は、驚くほど冷たかったのです
とにかく、とまりますのボタンを押しました
しかし
女の子
女の子
女の子
雅美
雅美
女の子
雅美
女の子
女の子
運転手
女の子
女の子
雅美
女の子
運転手にも急かされ、私はバスを降りました
雅美
運転手
スイカをタッチする時、運転手さんに睨まれたような気がしました
そして降りる直前
運転手
ボソッと言っていたので、なんて言っていたのかはわかりませんが、そう言ってるように聞こえました
雅美
運転手
降りた私は、女の子に手を振ろうと、通り過ぎて行くバスを見ました
雅美
窓を見ても、女の子はおらず…
とにかく私は塾に、向かいました
そこで私は、あることに気がついたのです
雅美
一体あの女の子は何者だったのでしょう
コメント
2件
怖いですよね....(フォロー失礼します)