小雪
どうぞ!
次の日の放課後
今日もこの教室に来た
イザナ
来たか?
小雪
うん!
イザナ
隣りこいよ
小雪
わかった
春の爽やかな風があなたの髪を揺らす、
触ったら気持ち良さそうなやわらかな真っ白の髪の毛に、桜の花びらが舞い降りる。
太陽の光が当たって、キラキラ透けて綺麗。
桜も、彼の紫の瞳に映っている。
絵画のような、作り物みたいな目の前の光景に思わず目が奪われた。
小雪
ジッ(見つめる
イザナ
……
小雪
あ、そろそろ帰るね、
イザナ
もう帰んの?
小雪
うん、
彼は私の心が読めるのか帰りたくない私の心に気づいていた
イザナ
桜、綺麗だよ
そこには逆行で暗くなった笑顔。
彼の周りを太陽の光が囲んで、神秘的に輝いているように見えた。
何故引き止めたのかは分からない、でも……
小雪
ほんとに……綺麗だね
小雪
今思ったけどイザナってやっぱりカタカナで?
イザナ
そう、
イザナ
逆に小雪は?
小雪
小さい雪で小雪
イザナ
そうか(ニカッ
イザナは私を見て微笑んで、すぐに桜に目を戻した。
桜好きなのかな、
私達にこれ以上の会話はなかった。
ポカポカ暖かい空気に包まれて、私はいつの間にか窓辺で眠ってしまった。
小雪
スースー
イザナ
寝てる、
イザナ
可愛いボソ
目が覚めたら、イザナはもう居なくなっていた。
小雪
消えた、?
先に帰った、…と、言うよりも”消えた”。
何故か、そんな表現があっているような気がした。
小雪
ん、?手紙、とハンドクリーム、?
小雪
ペラ)
小雪へ この手紙を見たってことは起きたって事だよな、おはよういつの間にかお前寝ちゃうからビックリしたわあと一緒に置いてるハンドクリームはお前が使えよ。俺があげたんだからな イザナより
小雪
へぇ、
小雪
オシャレ、
また、ここで会えるかな、






