この作品はいかがでしたか?
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俺には"好きな人"がいる。
その"好きな人"は静かに机に座っていた。
春輝¦はるき
俺はそばにあった紙にそう書いた。
愛心¦あいみ
彼女ははっとした表情になり、
おはよう!
と書いてくれた。
そう、俺の好きな人は
耳が聴こえない、難聴であった。
俺がそんな彼女のことを好きになったのは
中1のころだ──
クラスメイト
愛心¦あいみ
クラスメイト
愛心¦あいみ
クラスメイト
愛心¦あいみ
クラスメイト
彼女は困った顔をしていた。
春輝¦はるき
クラスメイト
春輝¦はるき
クラスメイト
クラスメイト
春輝¦はるき
春輝¦はるき
クラスメイト
春輝¦はるき
クラスメイト
春輝¦はるき
クラスメイト
クラスメイト
すると愛心は紙に
ううん、大丈夫。気にしないで
と書いていた。
クラスメイト
クラスメイト
春輝¦はるき
そして彼女は
俺の方を見て、満面の笑みを見せた。
そのときの彼女に俺は惚れた─
もう2年も経ったと考えると、
彼女を好きになった日が懐かしい。
そんなことを思っていると、彼女の手が動いた。
愛心¦あいみ
俺は…決意した。
告白しよう、と。
春輝¦はるき
春輝¦はるき
俺は紙にそう書いた。
すると彼女は目を見開いて俺を見ていた。
愛心¦あいみ
春輝¦はるき
そして彼女は紙に何かを書いて
俺の方を見た。
あのとき見た満面の笑みと同じ表情で─
紙を見ると
私もずっと好きでした
そう書かれていた。
コメント
7件
ええ話しや…(←誰?笑 友達、難聴なこと知らなかったのね…ちょっと言い過ぎだけど、そりゃしょうがない…?
すごい...感動した...!