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ゾム
ほんの少し(?)の装飾に
血よりも赤いカーペット。
美しいチョコレート色の大きな机。
そしてその周りには我々軍幹部、 そして総統が座る為の椅子があわせて14個。
遠方に行っている、 ”兄さん”と呼ばれる人物以外の全ての幹部がここ、 会議室に呼び出されている。
ゾム
もちろん、良い方の観光客では無い。 我々軍の情報、国の情報などを盗もうとする、所謂スパイだ。
恐らく、ドヤ顔でシッマ…否コネシマが 縄で括りつけてる奴がそうなんやろうなぁ…
ゾム
俺の問いにグルッペンが困ったように
グルッペン
と、返す。 するとすかさずシッマが爆音で
コネシマ
っと叫ぶ。
てか爆音で叫ぶのやめてくれへん????
モブ兵士
グルッペン
モブ兵士
コネシマ
モブ兵士
言おうとしない観光客にシビレを切らしたのか、 シッマが観光客の鳩尾を思いっきり 殴る。
グルッペン
と、グルッペンの声がかからなければ、 問答無用で息絶えるまで殴っていたのだろう。
鬱先生
コネシマ
鬱先生
ショッピ
ロボロ
シャオロン
鬱先生
シャオロン
鬱先生
トントン
鬱先生
グルッペン
モブ兵士
モブ兵士
モブ兵士
モブ兵士
グルッペン
モブ兵士
その一言で、全員が息を飲む。
グルッペン
モブ兵士
ゾム
α国…それは滅びる前までこの地球上最強の大国だった。
それが一ヶ月ほど前、謎の人物によって、十五分程で滅びたのだ。
その事件は世界各国で大きな話題となった。
グルッペン
モブ兵士
グルッペン
モブ兵士
グルッペン
モブ兵士
グルッペン
モブ兵士
グルッペン
その時、城壁の方から大きな爆発音が鳴り響いた。
モブ兵士
「慈悲深い…」
スパイがそう呟いた途端、その男の体は中に浮き、 ふらりと”何者か”の腕の中に吸い込まれていく。
ゾム
その者はなんの気配も、音も立てず、我々の目の前に立っている。
白く、所々に銀色のツタのような装飾が施されている仮面を被った人物
????
女性の声…恐らく、この人物は女性だ。 だが、スパイを軽々と肩に担いでいる。 恐らく、この人物が”右腕様”なのだろう。
グルッペン
????
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グルッペン
????
グルッペン
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グルッペン
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グルッペン
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ゾム
????
ゾム
ゾム
鬱先生
ゾム
グルッペン
????
グルッペン
????
すると彼女は壁に向かって回し蹴りを……
ここの壁は戦車の砲弾を十発ぶち込まん限り壊れないほど丈夫な壁.. のはずだった。
ドゴォォォォォォォォォンッッッ
と、大きな音を立て壁は砕け散っていく。
????
グルッペン
グルッペン
????
グルッペン
????
グルッペン
????
グルッペン
????
と明るい声で告げ、破壊された壁へ歩んでいく。
ゾム
????
????
と言い、破壊された壁から外へ踏み出す。
ゾム
全員が目を見開いた。 ”落ちる”と思っていたその人物は落ちるどころか、 宙に浮いているではないか。
ゾム
????
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「また会えるといいですね」
と言い残し、その人物は消えていった。