テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ゆんしょ
5,252
絶対辰哉
1,238
いわふか
.
.
.
.
side.💛
俺は毎日の寂しさを埋めるように、飲み会に駆けていた。
みんなより少し遅く到着する。
mob
岩本.
岩本.
向井.
向井.
既に少し酔っている康二の隣に座る。
岩本.
向井.
そう言って俺の頭を撫でる。
少しどころじゃなかった、
完全に酔っている。
mob
向井.
時刻が23時を超える。
康二は完全に寝落ちし、周りの人は酔って悪ふざけをしだす。
1人ノンアルを飲み続けた俺は、この有様に苦笑していた。
岩本.
mob
岩本.
mob
上司から絡まれる。
申し訳ないが、とっても面倒くさい。
これだから飲み会は得意じゃないのだ。
唯一の助けであった康二すらももう寝ている。
岩本.
トントンと、後ろから肩をたたかれる。
岩本.
振り向くと、そこには後輩の女性が。
mob
mob
岩本、さん。
別の人から見れば、それはただ尊敬している人への敬称かもしれない。
可笑しいのも理解している。
しかしこの敬称から思い出されるのは、
愛しい、あの人で。
mob
岩本.
岩本.
岩本.
mob
mob
行く予定だった二次会。
先ほど思い出した、辰哉さんのこと。
俺は今、彼に“会いたい”。
岩本.
岩本.
そう言い、俺は5000円札を彼女に託した。
岩本.
mob
mob
岩本.
俺は衝動的に店を出て、あのバーの方へ向かって走った。
バイクに跨り、走り続ける。
岩本.
途中で雨が降ってくるが、何も気にしない。
ただ、
彼に会うことだけを目標に、豪雨の中、目的地を目指した。
side.💜
電話中。
俺は孤独を紛らわすため、体に7%くらいのアルコールを馴染ませ、翔太と談笑をする。
深澤.
渡辺.
渡辺.
深澤.
深澤.
渡辺.
渡辺.
渡辺.
想いを伝える。
いつか真剣に考えなくてはならないことは、薄々わかっていた。
深澤.
渡辺.
渡辺.
深澤.
渡辺.
渡辺.
こんな話をしている間に、俺の酔いは覚めてしまった。
シラフに戻り、窓を見つめる。
深澤.
照さんと出会った日も、雨だったな。
深澤.
渡辺.
深澤.
深澤.
深澤.
渡辺.
渡辺.
俺は通話を切り、傘もささず、駅の方に向かって走り始めた。
コメント
2件
にゃぁ~😺♪ 💛も💜も走り出したよ〜✨ ちゃんと伝え合いなさいよぉ〜ヽ(=´▽`=)ノ
くぅ〜〜〜〜〜!!💛💜 この2人が同時進行で駆け出してくのヤバすぎる!!「岩本さん」って呼ばれただけで脳裏に辰哉さんがよぎる照くんも、電話で背中押されて雨の中走り出す深ちゃんも…あああッ両方向いてるじゃん!?!?😭💕 雨の演出もエモすぎて胸がギュッてなった…次どうなるの待って待って心臓もたん!!!