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コメント
2件
いやぁ、今日も神だ、、、語彙力無くしてます!もうぉぉ、続きが気になる!!次回も楽しみにしてます!!
水 side
コサメ
頬を両手で叩いて気合を入れる
手に持っているのは大きめの籠
こさめは今日も、なつくんに会いに行く
コサメ
ミコト
ミコト
コサメ
ミコト
コサメ
ミコト
ミコト
コサメ
ミコト
ミコト
コサメ
まにきとらんちゃんに背中を押してもらってから数日
こさめは何度も、なつくんの部屋の前に押しかけた
あの日以来…答えてくれることはない
外に出てきてくれることは、なかった
でも、諦めたくなかったから
コサメ
コサメ
原因がわからなくても
なつくんの心の奥底の何かを
こさめが取り除いてあげられるなら、それは嬉しいことだから
今日も鬱陶しいって言われるくらい
精一杯頑張ってみるのです
コンコンッ
コサメ
コサメ
……
わかってる
返事はないけど、諦めない
コサメ
そう言いながら持ってきた籠から取り出すのは
コサメ
コサメ
作ってきたお粥の入った器
コサメ
コサメ
コサメ
コサメ
……
コサメ
コサメ
コサメ
コサメ
コサメ
コサメ
お城に戻ると
廊下を歩きながら、ぼんやりとそう考えた
挫けそうになる
でも…それ以上に
なつくんには、笑って欲しいの
だから、暫くの間許して欲しいな
こさめは明日も、明後日も
めげずに…あの部屋の前に行く
赤 side
今日も、鳴り響く
コンコンッ
木の扉を叩くノックの音と
コサメ
聞き慣れた
底抜けに明るい、高い声
ナツ
それに気づいていながら
いやむしろ…耳を傾けてしまう癖に
俺は今日も答えない
答えられない
答えるのが…怖い
コサメ
コサメ
コサメ
健気で真っ直ぐなその言葉が
痛くて、虚しい
お前は…〝姫〟なんだから
今外歩いたら危ないだろ、とか
俺のことなんか放っておけ、とか
言いたいことは、沢山ある
ナツ
コサメ
けど…
遠ざかっていくその声を
引き止めることもできず
俺は否定し続けた
ナツ
コサメ
少しして、その言葉を思い出した
俺は気配を窺って、誰もいないことを確認してから
部屋のドアを開ける
言葉通り、置いてあった籠
その中に入っているのは…時間が経ち
少しだけ冷めてしまった、お粥
ナツ
一口だけ口に含んでみる
冷めているはずなのに、美味しくて
凄く、暖かかった
きっとこさめのことだから
本当に苦戦しながら頑張って作ってくれたのだろう
ナツ
涙が溢れる
ボロボロと止まらなくなる
黒い感情が、自分を支配していくのがわかる
怖い
その声を無意識に求めてしまっている自分も
決して高いとは言えない、自分の身分も
所詮俺は、庶民だ
専属騎士とは言え、姫とは渡り合ってはいけない身分だ
なのに…どこまでも入り込んでくる
コサメ
もう入り込んで来るな
ナツ
お願いだからっ、
ナツ
酷く呼吸が乱れた
一瞬にして蘇るのは、あの光景
血塗れな死体
冷たくなりながら笑った、あの姿
なんで…そんなに幸せそうに、
なんで、
なんでだよ…っ!!
コサメ
同時に響く、俺を呼ぶ声
ナツ
あいつの声は深く俺の奥底までも響く
聞きたいのに
ずっと聞いていたいのに…聞きたくない
もう、これ以上
ナツ