20XX年。人類はなんでもありの人種になっていた。
ノウェー
はっ!!俺が弱者なわけねぇだろ!!
この男、アストロメル・ノウェーはある日叫んでいた
モブ1
そんなこと言われましても…!!貴方様は勇者様のようなお方でもないではありませんか!
この世界には勇者がいる。だがこの男は違かった。
勇者は別格に力が強く、勇者以上の力の強いものはいなかった。そう断言出来る
ノウェー
は??俺が勇者じゃねぇ??んな事わかってんだよ
モブ1
は、はい
勇者では無いとわかっているがこの男、アストロメル・ノルウェーは
ノウェー
だからって俺が弱者なわけねぇだろ
モブ1
えぇ……
己自身が強いということを信じてやまなかった。
これは、己を弱者ではないと信じてやまない男の話である