お疲れ様です
ってかコレ短編で終わらすつもりだったのに
まだやるの?
もうちょいです
今回リクエストでままトラブルありの日常
という事でakpr編です
atmz編もやる、かなぁ??
皆様のおかげで♡が16000まで行きました!
ありがとうございます!
もうすぐ20000、いってみたいですね
いや、無理なのはわかってるんでっ!
そして今回も長いです、ごめんなさい
それはある日の朝の事
いつもの様に仕事の準備や子供の世話など
ドタバタと忙しなく動いていると
pr
後10分程で出発と言う時に
俺の最愛の人はトイレへと姿を消した
別に至って普通の事の様だけど
実は起きてからもう5回目のトイレ
tg
ドヤ顔で言ってくる愛息子に
玄関で待つよう伝え俺はトイレへ向かった
pr
外にもわかる位荒々しい息遣いに
時折苦しそうに息を止める音
恐らく、吐いてる
いや、朝ごはんも食べてなかったから
吐きたくても吐く物が無くて
胃液を出している感じがする
明らかにおかしい
『大丈夫?』と声をかけようとしたら
ぺっ、と唾を吐く音と共に
水を流す音が聞こえドアが開いた
pr
pr
pr
pr
pr
いつも通りに装ってるけど
明らかに何かを隠すように
言葉を並べて立ち去ろうとするpーのすけ
俺はこの感じをよく知ってる
俺はpーのすけの手を掴み行動を止めた
『どっか痛いの?』 『今日は仕事休みなよ』 『病院行こう』
恐らく俺は心配や不安でいっぱいな顔をしてたんだろう
そんな言葉を伝える前に
振り返ったpーのすけはにこりと笑って
pr
pr
pr
pr
pr
少し頬を赤らめて
身長差のせいで上目遣いに俺を見て
嬉しそうに、誇らしそうに微笑んで
躊躇うことなく俺の頬にキスをした
pr
素直に甘える時は
『見逃して』のサイン
pーのすけは無意識かもしれないけど
俺はそれを知っているくせに
『はぐらかすな!』なんて言えなくて
『俺も大好き』
そんな言葉を返してキスを送る
絶対に問い詰めた方がいいシーンだって
いつもこうして見逃してしまう
君の瞳に映る俺は
そんなに頼りない?
あれから仕事中も携帯を何度も確認してたけど
pーのすけに関する連絡は一切なかった
jl
隣でそう怒鳴るのは上司のjl君
出社した時の俺を顔を見るなり
絶対変だと言っては理由を聞いてきた
jl
いや、優しさなんかじゃない
聞くな、と言われてる気がして
怖気付いてるだけだ
自分でもわかってる
ここぞと言う時決断出来ない意気地無し
jl
その時jl君の携帯が鳴り響いた
jl
ぶつくさ文句を言いながらも電話に出たjl君は
jl
驚いた様に目を見開いて俺を見て言った
『prちゃん救急車で運ばれたって!』
俺は頭が真っ白になった
『ボケっとせんと早よ行かんかいっ!』
突っ立ったままボロボロ涙を零す俺に
いつの間にかタクシーを呼びつけていたjl君に引っ張られ
車に乗せられ病院へと向かった
緊急用入口から入るも
初めて来る病院なので右も左もわからない
電話、とも思ったがここは病院
『pーのすけ、どこ』
ただ涙を流しっぱなしでひたすら走る
mz
tg
とある部屋の前で俺の名を呼ぶ声がした
抱っこされてるtgちゃんは俺に向かって
助けを求めるように両手を伸ばした
その小さな身体を抱きしめると同時に
『絶対大丈夫だから、信じるぞ』
と俺の一番の友である幼馴染は
頭を囲うように俺を抱き締めた
『全部、全部俺が悪いんだ………』
後悔してもしきれない想いを
涙と共に吐き出すことしか出来なかった
mz
今朝の話をするとmzちが申し訳なさそうに謝った
気付いているのに止めなかった俺が悪いのに
すると応急処置が終わったから
部屋に入っていいと看護師に言われた
ベッドで眠る最愛の人は
点滴を打たれるもどこか苦しそうな顔をしていた
tg
tg
ベッドにへばり付いて泣くtgちゃん
kty
kty
tgちゃんの頭を撫でながら
ktちも必死に涙を堪えてる
mz
ベッドの端で突っ立っている俺に
ベッドの隣にある椅子に座れと促される
『ほら』
放心状態の俺を頼もしい幼馴染は
よろよろとする俺を抱えながら席に座らせた
mz
mz
そんな事ない
だって俺は君からの大事なサインを
無視したんだから…………
だけど、だけど、言わせて
『ごめんね、本当に、ごめんね』
精一杯の謝罪を込めて
その手を握った
お医者さん
ノックの音と共に入ってきたのは
pーのすけの処置をしてくれただろう医者
お医者さん
その後に出て来た言葉に俺は息を詰まらせた
『ご家族の方はいらっしゃいますか?』
旦那だ嫁だ言っているけど
あくまでそれは俺らだけでの話
日本の法律上
俺もpーのすけも全くもって赤の他人
胸を張って家族ですと言える道理はなくて
『…………………同居人です』
そう答えるのが精一杯だった
苦しかった、辛かった
息苦しい沈黙を破るように医者は
お医者さん
お医者さん
お医者さん
お医者さん
お医者さん
お医者さん
そう言って去っていった
mz
mzちの言葉に頷き今日は帰ることにした
家に帰り家事やお風呂を済ませる
正直、食事は喉を通らない
洗濯物を畳みながら
明日起きなきゃいけない時間を考え逆算すると数時間も寝れない
1人でやらなきゃいけない大変さを身に染みて感じた
半年もの間こんなに苦労させてしまって
申し訳ない気持ちで一杯になったと同時に
色んな考えが過ぎってしまう
夫婦、と言う戯言の関係は必要なんだろうか
結局それは俺達の自己満でしかなくて
そんなのなくたっていいと思ってたけど
“カタチ”に縛られた紙っぺらの契約って
いざこういう時大事なのかもしれない
『所詮は、同居人』
そんな言葉をぽつりと漏らすと
すぐに立ち止まって考えてしまう俺に対し
自分の意見に自信を持って行動する幼馴染に頭を叩かれる
『お前もmzも考えすぎなんだよ』
『いいから早く寝ろ、prの為に』
そう言うとあいつは寝室に姿を消した
暫くして寝室へ向かうと
tgちゃんはぬいぐるみをぎゅっと抱きしめて
窓の外に向かって何が言っていた
tg
tg
tg
tg
切実な愛息子の願いに涙が出た
俺が何をどう考えても
この子にとって俺達はパパとママなんだ
それだけは揺るがない事実
『ごめんね…………』
俺はその小さい身体を抱き締めた
神様、もしいるなら
少しでいいから俺に
前に進む勇気をくれませんか?
次の日の午後
予め連絡先を教えていた医者から
検査が終わったとの報告を受けた
快く送り出してくれた上司に感謝しながら
俺は病院へ向かった
部屋に入ると俺の最愛の人は
その綺麗な若葉色の瞳を揺らしながら
ぼんやりと窓の外を見つめていた
『pーのすけ?』
俺がそう声を掛けるとその顔は俺に向けられ
pr
少しバツの悪そうな顔をした
ただ昨日よりも顔色が良くなった様に見え
俺は少し胸を撫で下ろす
pr
隠してて、無理して、倒れちゃって
その全てに対してのごめんだって
知ってるけど
頼らなくて、とは言ってくれないよね
わかってるから
『大丈夫だよ』
出来るだけ優しくそう伝える
すると部屋をノックする音がして
入ってきた医者が俺を見て言った
お医者さん
実際昨日pーのすけのご両親には伝えた
本当に不甲斐なくてすみませんと謝り倒した記憶がる
だから俺は素直に“はい”と応えると
きっ、とpーのすけに睨まれた
両親に伝えた事を怒ったのかと思ったら
pr
pr
そう言うとpーのすけは
俺の手をぎゅっと握った
pr
pr
pr
pr
pr
pr
pr
pr
pーのすけの言葉に
俺は涙が溢れそうになった
必死に下唇を噛み
零れ落ちそうなそれを必死で堪える
俺は本当にバカだ
相手はこんなにも決意を固めていたのに
こんなにも頼ってくれてたのに
そんな事にも気付かずに
俺はっ、俺はっ…………
お医者さん
全て聞き終えた医者が優しく声を掛けた
お医者さん
お医者さん
お医者さん
お医者さん
そう言って医者が退出したと同時に
その愛おしい身体を強く抱き締めた
ありったけの感謝と愛情を込めて
『ごめんねっ、ありがとっ、』
pr
pr
pr
pr
pr
pr
pr
pr
pr
あの半年で君達はこんなにも強くなって
俺だけ置いてけぼりなんて情けないな
抱き締める腕に力を込める
『俺もっと強くなるから』
『信じてついてきて』
pr
それは昨日tgちゃんが
元気になれるよう沢山のお願いを込めて
ままに渡してと頼まれたぬいぐるみ
pr
pr
でも無理をしちゃダメだからね、絶対
少し強めにそう言うと
pr
俺の肩にこつんと頭を預け
少し恥ずかしそうにそう言った
pーのすけは腸の一部が壊死していて
手術する事になった
そして手術当日
運ばれていくpーのすけを見守りながら
俺は医者にこう告げた
『俺の愛する人を宜しくお願いします』
手術は無事成功し退院する事になった
『大丈夫?痛くない?辛くない?』
あの時の反省を踏まえ色々聞きまくると
pr
と少し苦笑い
終いには煩いと言われる始末、うぅ
pr
ちょっぴり照れ笑いするpーのすけに
『何かあったらすぐに言うし、言って』
そう言って頭を撫でると
甘えるようにすりすりしてくる
pr
そう見つめるのはあのぬいぐるみ
pr
pr
貸して、とそのぬいぐるみを受け取ると
本当に不思議な感じがした
今なら胸を張って伝えられるよ
『おかえりなさい、愛するママ』
コメント
6件
イッキ見しました!めっちゃ大号泣しました………最後はハッピーエンドで、みんなイチャイチャしてて、ちょっと安心できましたw久しぶりに大号泣で、ちょっとすっきりしたかもwけちちとちぐちゃんが親組の真似して、イチャイチャしてて、ママ二人が顔真っ赤にしながら止めて、その後目の前で、ふふふっ夫婦でイチャイチャ、みたいなの、リクエスト受け付けてたらしてほしいんですけど、
もしかしてですけど、また私のリクエストだったりしますか…🫣💕 (違ったらすみません…) 今回も最高でした😭💞 リクエスト全て書いてくださるなんて主様神すぎます🥹💕 2つもリクエストしてすみません💦
prちゃぁぁぁぁぁん!!!! 良かったぁぁぁあ!!!