TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

意地悪王子に恋をしました

一覧ページ

「意地悪王子に恋をしました」のメインビジュアル

意地悪王子に恋をしました

7 - 意地悪王子に恋をしました#7

♥

2,048

2019年11月19日

シェアするシェアする
報告する

次の日

花泉蘭

はぁ。祐太に顔を合わせる気にならない。

花泉蘭

もぅ。私のバカっ。

花泉蘭

あんなに言わなくてよかったのに

あはっ

花泉蘭

優香の笑い声?

花泉蘭

あ、優かっ!

一ノ瀬優香

ねぇー!小日向君わかってるぅ!

小日向祐太

だろ!

花泉蘭

(あの二人いつのまに。)

花泉蘭

(あんなに、仲良くなったの?)

花泉蘭

(....それに比べて私たちは喧嘩ばっかりして)

花泉蘭

(....。)

タッタッタッ

この光景をずっと見てると胸が苦しくなって

私はそこから立ち去った

ガラガラ

花泉蘭

っ。

扉を開けるとあの光景がまた目の前

祐太と不意に目があったけど

すぐにそらされた。

そうだよ、優香はそんな気なんてないのにっ。

私ったら優香を恨むような目で....

最低だ、私。

一ノ瀬優香

はっ

一ノ瀬優香

蘭っ!おっはよぉ!

いつものように、接してくる

いや、いつもより元気に

笑顔が輝いてる

....なんで。

優香も、

祐太の、ことが好きなの?

放課後

花泉蘭

(授業に集中できない。)

花泉蘭

(このままじゃ)

私は外を見た

そこの視界に入ってきたのは

笑顔で帰る優香と、祐太。

花泉蘭

いやっだよっ。

花泉蘭

やめてよっっ、祐太っ、会いたいよっっ。

会いたい、お話ししたい、祐太。

祐太っ

霧山梓

あれ?花泉さっ

霧山梓

え?泣いてるの?

花泉蘭

(あ、同じクラスの霧山君っ)

花泉蘭

はっ、いやっ、そのっ。

霧山梓

....俺にすればいいのに

花泉蘭

え?

霧山梓

ううん、こっちのはなし。

霧山梓

いいよ、泣いても俺しかいないから。

花泉蘭

っ。

優しすぎるよ

なのにこんなときに浮かぶのも祐太の顔だなんて

会いたいよっっ。

花泉蘭

ううっ。

霧山梓

(小日向祐太。ゆるさない)

小日向祐太

....。

小日向祐太

(今日も、アイツと一言も....)

小日向祐太

(俺っ。)

一ノ瀬優香

小日向君っ!

一ノ瀬優香

ねぇー、聞いてる?

小日向祐太

あ、ごめん

一ノ瀬優香

んふっ、そんなに蘭が気になるの?

小日向祐太

あ、や。

一ノ瀬優香

そんなに、苦しむ小日向君....いや、祐太君、見たくない

小日向祐太

一ノ瀬、さん。

一ノ瀬優香

好きっ

小日向祐太

え。

一ノ瀬優香

祐太君が、好きっ!

小日向祐太

い、一ノ瀬さっ////

一ノ瀬優香

....好きなのっ。どうしようもなく

小日向祐太

でも、、俺は。

一ノ瀬優香

蘭が、好きなんでしょ?

小日向祐太

一ノ瀬優香

....なんで、蘭なの?

一ノ瀬優香

なんでっ、祐太君をそんなに、傷つけてるのに

一ノ瀬優香

それでも蘭を愛すの?

小日向祐太

....うん。ごめん

一ノ瀬優香

(っっ、なんで、なんで蘭だけこんなに小日向君に愛されるのっ?)

一ノ瀬優香

(にくいっ、憎い!!!)

一ノ瀬優香

そんなに、忘れられないなら、苦しむなら

一ノ瀬優香

私を愛してくれないなら、忘れさせてあげる

ドンッ!! (目の前は階段)

小日向祐太

え。

一ノ瀬優香

祐太君。ごめんね

一ノ瀬優香

でも、これで蘭を忘れられるよ

小日向祐太

っ!

小日向祐太

(いやだっ!)

ゴンっ!ドンッ!!ダンッ!

小日向祐太

(意識が)

小日向祐太

(蘭っいやだ、いや....だ)

一ノ瀬優香

....タッタッタッ

次回❤1000

loading

この作品はいかがでしたか?

2,048

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚