あぁ。
電気が消えて10分
手術室の電気はとっくに消えてるのに
何ででてこないの?
心配で心配でたまらない
その時扉が開いた
先生(医者)
お母さん。
先生(医者)
落ち着いて聞いてください…
先生(医者)
一命はとりとめたものの、意識は戻りません
司の母
生きてるってことですよね!?
類
っ…司くんが、…
類
良かった…良かった。。
寧々
司!!!
えむ
司くん!!
そこに出てきたのは
いつも輝いている司くんではなく
真っ黒に染まった司くんだった
類
寧々。えむくんそろそろ遅いから帰らないと。
寧々
そうだね。明日学校あるからその帰りにえむと病院よるね
えむ
司くん…早くニコニコわんだほいならないかな…
類
大丈夫だよ
類
司くんならすぐに元気になるはずさ
寧々
そうだよえむ。今は類と司のお母さんにまかせよう?
えむ
うん!類くんも無理しないでね
類
あぁ。ありがとうえむくん
二人のことを入口まで送り
帰りのしたくをしているとき
とっても大きなブザーの音がなった
類
えっ…??
司の母
司!?!?
司の母
聞こえる?!
類
心肺停止?…した…?
僕は急いでナースコールを鳴らした
──────────────
──────────
───────
先生(医者)
残念ながら、……
先生(医者)
「死亡が確認されました。」
司の母
っ…!?!?
類
えっ………
類
やだよ!!っ…司くん!一人にしないでっ
司の母
つかさ…、ごめんね
司の母
守ってあげれなくて…
類
本当に…!本当に無理なんですか?
類
治せないんですか、?
先生(医者)
残念ながら…
先生(医者)
全力をつくしました。
僕は息ができなかった
また。大切な人を守れなかった
何も考えられなくなり
その場で崩れ落ちてしまった
司の母
類くん!大丈夫?…
司の母
司は私に任せて。
司の母
今日は帰って気持が落ち着くまで
司の母
そばにいてあげてってお母さんに連絡しておいたから。。
類
ぁっ…ありがとうございました
僕はよろよろしながら
よく分からない
自分が進んだ道を歩いた。