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マスター

はいどーも、先日メガネデビューしたマスターです

マスター

運動しまくって体のあちこちを痛めた状態で書きました

マスター

体が痛くても内容を考えてれば自然と痛みも引いていく…

マスター

わけないですが、いつもどうり晴れ晴れとした気持ちで書いたのをどうぞご覧ください

???

俺に友人を殺させるとか…悪魔以外の何者でもないわ…

???

…まぁ、まずお前らが”お願い”をするなんで滅多に無いからな

???

すこーし意地悪しただけだよ

そう言いながら微笑んだ男の顔を見て 2人の女性はほっと息をついた

少し時間を置いたあと、水色髪をした 女性が一呼吸したあと 真剣な目で言った

???

で、だよ

???

この子がお嬢ちゃん…だと思うんだけど…絶対敵対されるよね…

???

まぁ、そうだろうな

???

てか、嬢ちゃんはその様子だとやっぱり記憶が無いのか?

リア

…?

”分からない”と言う言葉をできるだけ 伝えようと、口をパクパクと動かす

???

ん?

3人は頭上に”?”を浮かべた ような顔で私をみている

リア

もう一度口パクで伝える

”わ”か”ら”な”い”

???

…うーむ

???

…正直言って、分からんな

”ガーン”という効果音が 入りそうなくらい 私は首を下にガクンと落とした

???

あ、ちょっ、お、落ち込むなよ〜

オロオロとした様子で女性は私を見た

???

…なぁ、ちょっといいか?

リア

男がそう言ってきて振り返ろうと 首の向きを変えたと同時に腕を掴まれ グイッと男の方へと引き寄せられた

リア

!!?

???

さ、この距離なら聞こえるだろ

???

もう一度言ってくれ

リア

距離がいきなり縮まったことには びっくりしたけど言われた通りに 伝える

”わ”か”ら”な”い”

???

リア

???

…なるほどな

???

アンタ、声が出ねぇのか

リア

…気持ち悪いだろうか

またさっきのように 刀を向けられるだろうか

そんな不安が頭の中を駆け巡る

怖くて、恐ろしくて 下を向きギュッと目を瞑った

ずっと目を瞑っていると 男は口を開いた

???

あ、ちょっと待ってな〜

リア

…?

ゴソゴソと何かを漁るような 音が聞こえ、私はうっすらと目を開き 前を見た

???

ほら、これやるよ

バサッと音と共に メモ帳とペンが目の前に突き出された

リア

…?

???

こーれ、手に持って

メモ帳をバサバサと上下に動かし 急かしてくる

こくりと頷きメモ帳とペンを手に取る

???

そこにさっき言った質問の返事を書いて

リア

”記憶が無いのか?”と言う質問の返事

ペンを握りサラサラと返事を書く

書けた紙と一緒にペンも男に 渡した…が

???

俺が欲しいのは返事だけだ、言っただろう?”メモ帳とペンはやる”って

そう言ってちぎった返事の 書かれた紙だけ回収された

???

ふむ…”分からない”…か

???

…なるほどな

???

まぁ、これで記憶を持ってないことも、嬢ちゃんはちゃーんと”元人間”だったことも分かったな

???

え?どういうこと?

???

まぁまぁ、この返事の紙を見てみろ

ペラっと2人に見えるように紙を広げ

???

…あ〜!

???

なるほどな〜!

2人は同時にウンウンと 納得したように頷いた

そう、私の書いた文字は ”私の知っている文字”

???

生まれ変わっても記憶が無くなってても変わってなくてよかったわ〜

???

僕達もこの”世界”の字を完璧に読めるわけじゃないから”日本語”はありがたいよね〜

???

そうだな

リア

??

???

よし、コイツが危険じゃないことを確認したからここは俺が一肌脱ごうではないか

???

任せたぞ〜

???

任された〜ってことで嬢ちゃんには昔話をしよう

リア

昔話?

首を傾げると男は ”ふふん”と鼻を鳴らした

???

…と言いたいところだが…今はこの状態をどうにかしようか

あ、そういえば水に どっぷりと浸かっているんだった

そう自覚するとワンテンポ遅れて 寒気がやってきた

???

俺らも濡れちったしなぁ…随分と前だが実家は使えるかねぇ…

???

さぁね…ここを離れてから2年以上は経っているし…

???

まぁ、流石に壊されてるってことはないと思うから使おうぜ

???

りょーかい

???

…あー、そういえば嬢ちゃんは怪我してるんだったな

???

ほら、掴まれ

そう言いながら手を差し出してきた

???

え、ちょ、僕も怪我人なんだけど

???

お前のはただのかすり傷だ、かすり傷ー

???

えぇ…冷たいなぁ…

???

うるせぇよ、あ、ほら、早く掴まんねぇと風邪ひいちまうぞ

私はハッとしたように 差し出されている手を握る

???

よーし、いい子だ、それじゃ…よいしょっと!

リア

〜〜っ!?

グイッと強い力で引っ張られたと 思ったら抱き抱えられた

???

…ん、軽いな

???

見た目はすこーし大人に近づいているが…重さは変わらねぇのな

いきなりのことで固まっている私を 気にもとめず抱え直し どこかへと歩き出した

失敗作の知能天使と悪魔執事

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