保科宗四郎の妹はある意味天才

翌朝、目が覚め少ししたらお兄ちゃんと一緒に基地内の食堂に行こうっていう話になって伐虎ちゃんとはそこでお別れになってしまった

なんて話しながら私達は食堂に向かった

食堂です！食堂です！食堂d＿(うるさい)

お兄ちゃんの後ろに隠れながらお兄ちゃんの裾を掴んで後ろをちょこちょこと着いて行っていると「保科副隊長よ！」や「相変わらずオーラが違ぇな」みたいな会話が聞こえて来た

立ち止まって窓を眺めているとお兄ちゃんに声を掛けられた

そんな会話のすぐ後に怪獣が現れたという警報が響いた

お兄ちゃんが私をどうしようかと悩んでいる時に誰かがお兄ちゃんと私の所に近づいてきた

？？）保科副隊長！

カフカ）おはようございます！じゃないです！怪獣……って、その子誰っすか？迷子っすか？

と、よく分からない知らない人が私の顔をまじまじと見て来て怖くて後ろに隠れると知らない人の頭を誰かが叩いた

？？）勝手に行動しないでください先輩

レノ）おはようございます、副隊長その子は？

お兄ちゃんはそう言いながら頭を撫でてくるもんだから手に頭を擦り付けると手が離れてしまい寂しくて手を掴んで自分の頭を乗せてさらにグリグリと押し付けた

レノ）可愛いですけど今それどころじゃないですよね？なんならインカム越しに小此木さん怒ってますけど

小此木）早く向かってって言ってるんです！妹？さんは私の方に連れて来てもらっていいですから！

上目遣いをしてジーッと見つめるとお兄ちゃんは一言……

凄い遠い目をして一言放った

レノ）……(重症だ……)

カフカ）…ロリコンブラコン……

食堂の扉を指さすとお兄ちゃんは無言で走って外に向かった

多分……仕事だろう

二人）(…俺/先輩よりも馬鹿だ…)

半泣きになりながらお兄ちゃんを捕まえて何とかオペレーター室に連行され小此木さんの所で見学…とは言っても私はやることがないからオペレーター室の隣の部屋で待機…

オペレーター室の隣の部屋は巨大な図書館？みたいになっていた

多分だがここでオペレーターの人は色々調べているのだろう…私は小此木さんに「ここの本は読んだらダメですけどここからここの5つの本棚なら好きに使っていいですよ」と言われたからその5つの本棚の中から色んな本を読み漁っている

今そこの皆さん…「あ、この子黙っていれば可愛いな」とか思いましたね？残念！この子黙ってなくても可愛いから！（？）

この子…無意識に猫と同じ毛繕いしたな

……ｺﾞ､ｺﾞﾒﾅｻｲ…

う、うぃす……

(どうやら私は地雷を踏み抜いたみたいですね怖いです…)

確かにこの子は性格はいいが…怒ったらそんじょそこらの女の子じゃ思いつかないことを口走るので……ご注意…

こんな感じで私はずっと本を読んでいた

時折凄い音がしたり声がしたが…多分……大丈夫だと思う…

それは何故かって…本を読んでいる最中に「やったぁぁぁぁ！！」「本獣撃破です！」という声がした

気になって図書室からひょこっと顔を出すと小此木さんが感極まって泣いていた

大人しく図書室で本を読んでいると図書室の扉が開いて扉の方を見るとお兄ちゃんが居た

嬉しくてお兄ちゃんに抱き着くと優しく頭を撫でられ「ええ子にしとったか？」と言われ沢山頷くと「そかそか！」と言って沢山頭を撫でられた

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♥200