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ゆうす💛
ゆうす💛
りう❤
大事な話…？ 俺、何かしたっけ？
りう❤
りう❤
当時の俺は少し、 怯えていた。
“捨てない”と言われたのに、 また捨てられるのでは…と。
りう❤
そう思い、心構えをする。
すると、アニキが 何かを察したように 口を開いた。
ゆうす💛
りう❤
きっとその原因は、 両親に包丁で刺されたからだろう。
…今もズキズキと 傷が痛んでいる。
りう❤
ゆうす💛
ゆうす💛
ゆうす💛
りう❤
りう❤
ゆうす💛
そしてアニキは、 ゆっくり説明をしてくれた。
俺は肺活量が半分に減ったから、 これから走ったりすると 息苦しくなること。
両親は警察に連行されたこと。
…そして、俺は家出じゃなくて 本当に家族がいなくなったこと。
その事を聞いても、 別に何も悲しくはなかった。
りう❤
ただ、口を開くのが 怖いだけだった。
黙って俯いていると、 誰かが俺を抱きしめてくれた。
ない💕︎
りう❤
正直、俺はすごく驚いた。
りう❤
ない💕︎
俺を抱きしめてくれたのは ないくんだった。
ないくんは何も言わずに、 涙を流していた。
りう❤
俺が今の状況に混乱していると、 ないくんが話してくれた。
ない💕︎
ない💕︎
りう❤
ない💕︎
“今までよく頑張ったね”
“我慢してて偉かったね”
俺は、その言葉を聞いて 心があたたかくなった。
…もしかしたら、今 褒めて欲しかった自分が いたのかもしれない。
りう❤
俺はそのないくんの気持ちに 応えるべく、ないくんを 抱きしめ返した。
しばらくして、 今後のことについて 話し合った。
しょ💜
しょ💜
ほと💙
ほと💙
I💙
I💙
ゆうす💛
ない💕︎
ない💕︎
りう❤
今までずっと、 分からなかった“愛情”。
“家族の形”も分からなかった。
俺の存在理由さえ、 分からなくなっていた。
ただ、こんな苦しい生活から 逃れたくて
自殺を何度も図った。
この世から、何度も去ろうとした。
…でも、この人たちは 俺の手を握ってくれた。
両親から守ってくれて、 助けてくれた。
人間不信で反抗的だったのに、 一生懸命に愛情を注いでくれた。
あだ名もくれた。
どれも些細なこと だったのかもしれない。
生まれてきて、 そうされることが 当たり前だったのかもしれない。
でも、俺は初めての事で。
すごく、すごく嬉しかった。
…本当は気付きたくなかった。 “この人達なら安心出来る”と。
認めたくなかった。 今までたくさん、 裏切られてきたのに。
何度も迷ったけど、 何度も踏み留まったけど。
今なら、ちゃんと言葉にして
ちゃんと、顔を見て 伝えられる気がした。
りう❤
ない💕︎
りう❤
りう❤
りう❤
りう❤
りう❤
しょ💜
りう❤
りう❤
りう❤
りう❤
りう❤
俺が気持ちを正直に伝えると、 みんなの反応は 思っていたのと違った。
ほと💙
りう❤
I💙
I💙
しょ💜
ゆうす💛
ない💕︎
ない💕︎
ない💕︎
ない💕︎
りう❤
りう❤
りう❤
ほと💙
しょ💜
I💙
ゆうす💛
ない💕︎
ない💕︎
りう❤
りう❤
誰か俺を助けて… ‐Someone help me…‐ 完結
これにて完結です！ 読んでくださった読者様、 本当にありがとうございました！
続いて重大発表！
5月27日 土曜日 新連載スタートします！
お楽しみに！( *´꒳`*)
コメント
16件
よかったよー泣
時差コメ失礼します！ 泣いたァ〜！自分もいま似たような環境にいるからりうちゃんの気持ちよくわかる！自分もこんな感じにいい人たちと会いたいなーって思いながら見てたら余計泣けてきたwこれみたらこれからも今までどうり辛い人生だけど頑張れる気がしてきた！（多分無理w）
