次の日
さとし
今日は放課後にあいつらに呼び出された、行かないともっといじめられるんじゃないか、仕方なく行くことにした
放課後が終わり、帰宅した
さとし
放課後にされたことは酷く恐ろしかった
さとし
まず、腹部に1発拳を入れられた
さとし
うずくまる僕を、山田が抑えた
さとし
せいやが近づいてきて、僕の手を掴み、瞬時になりかを振り落とした
さとし
殴られると思った僕は咄嗟に目を瞑ったが、それと同時に手にとてつもない激痛が走った
さとし
指を潰されたんだ、トンカチで。
さとし
思わず叫ぼうとする僕を山田が黙らせた。
さとし
それでも声が漏れるほどに僕は叫び泣いた
山田
「お、おい。さすがやべぇって、せいやもうやめとけよ」
せいや
「うっせぇーなー。いいだろ別に、これくらい男ならすぐ治るって」
2人は、さすがに先生が来るんじゃないかと思ったのか、その場を立ち去った
さとし
このままじゃ、殺されるかもしれない。
さとし
死ぬ、こわい。いやだ。どうして僕が、なんであいつらは、なんなんだ。ふざけるな、僕の人生台無しにされてたまるか、いやもう台無しにされてるみたいなものか。
さとし
指が痛い。おかしくなりそうだ
さとし
とりあえず、親にバレないよう、包帯でくるんでおこう。
それからさとしは、1週間学校を休んだ