レイ
ユウトは返事できない。 顔は腫れ、手は切り傷だらけ。 意識が飛びそうになっては、レイの電撃で引き戻された。
レイ
レイは用意していた紙をテーブルに広げる。 そして、ユウトの右手の指を一本ずつ、ペンチで砕いていく。
ポキッ……ボキッ……
ユウト
レイ
指が全部使い物にならなくなったユウトに レイは左手にナイフを突き立て、文字のように傷を刻ませる。
レイ
紙の上に滲むのはインクではなく、 皮膚と血と、絶望のにじんだ“反省”のかたまり。 ユウトの叫びはもう声にならない。
レイ
仕上げにレイが書き加える。 『反省文』:この痛みを、僕も欲しかった。
レイ
レイ
レイ
レイ
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