コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
チーノ目線
ゆいか
俺が今抱き締めているゆいかはひとしきり泣き静かになった。
ゆいか
チーノ
チーノ
ゆいか
彼女は俺の腕の中で寝てしまった
チーノ
チーノ
チーノ
チーノ
チーノ
ゆいかの過去については大先生に少し教えて貰ったことがある
でもそれは1部に過ぎないだろう
俺が少し聞いただけでもかなり酷い扱いを受けていたと分かった
チーノ
チーノ
俺はゆいかが起きない程度に頭を撫でる
チーノ
チーノ
時計を見ると11:52
チーノ
チーノ
ゆいかをベットに寝かせる
チーノ
チーノ
チーノ
チーノ
ゆいか目線
私はチーノの腕の中で沢山泣いた
これまでずっと溜め込んでいた気持ちやずっと堪えていた涙が込み上げてくる。
涙が止まらない…
ゆいか
ゆいか
私はそっと瞼を閉じた
ゆいか
ゆいか
ゆいか
ゆいか
ゆいか
お母さん
ゆいか(幼い頃)
ゆいか(幼い頃)
お母さん
お母さん
お母さん
ゆいか(幼い頃)
これは、まだ幼稚園くらいのとき
私にはお父さんがいなく、お母さんと2人で暮らしていた
お父さんは通り魔に襲われて何年も前に亡くなったと聞いた
それでも私は幸せだった
お母さんは私のために夜遅くまで働いてくれていた
そう思っていた。
いつからだろう、
お母さんが段々と私に冷たい態度をとるようになった。
ゆいか(幼い頃)
ゆいか(幼い頃)
ゆいか(幼い頃)
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
ゆいか(幼い頃)
ゆいか(幼い頃)
ゆいか(幼い頃)
お母さん
私はお母さんに褒めて貰いたくて必死に勉強をした
しかし
いくら満点をとっても 学年で1位をとっても
何をしてもお母さんが褒めてくれることは無かった。
でもこの時はまだいい方だった
私が小学校高学年になった頃、
ゆいか(幼い頃)
ゆいか(幼い頃)
お母さん
ゆいか(幼い頃)
お母さん
ゆいか(幼い頃)
お母さん
お母さん
お母さん
ゆいか(幼い頃)
私は自分のご飯は自分で用意するようになった
でも、料理なんてやったことないし手探りでやるしか無かった
ゆいか(幼い頃)
ゆいか(幼い頃)
私は料理が苦手だった
だからいつも私の手はキズだらけ。 家庭科の授業でも下手な私は足手まといだった。
女子なのに料理が下手 いつも元気がなくて暗い
そんな理由でいじめられるようになった。
ゆいか(幼い頃)
ゆいか(幼い頃)
そんな日々が続く
お母さん
お母さん
お母さん
ゆいか(幼い頃)
ゆいか(幼い頃)
ゆいか(幼い頃)
ゆいか(幼い頃)
ゆいか(幼い頃)
お母さんからの虐待 学校でのいじめ
それらは日に日にエスカレートしていく
私はすでに心も体もボロボロだった。
それでもいつかお母さんに認めて貰えることを願って努力し続けた
いや、努力するしか無かった
そうしないと、自分が壊れてしまう
そう思った。
主(おはぎ)
主(おはぎ)
主(おはぎ)