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山鬼3話

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山鬼3話

1 - 山鬼3話

♥

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2019年11月19日

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ポツ ポツ ポツポツ

ガイドの佐藤

降ってましたねー

ガイドの佐藤

先を急ぎましょう!

ガイドの佐藤

もう少しでキャンプ場ですから!

それは良かった

あー、濡れちゃうわ

翔太

急いで母さん

カナ

もう!旅館にいた方がましだった!

ガイドの佐藤

そんなこと言わないでくれよ

キャンプ場

おお!やっと着いたー!

ガイドの佐藤

予定より2時間も遅れていますね。今6時です。

秋の終わりだから夜も早いのね

翔太

おっしゃあ!テント張るかー!

カナ

ねえ…お母さん。

どうしたの?カナ。

カナ

なんか、こんなにテントあるのに、人が居ないの怖くない?

ガイドの佐藤

それもそうですね。もう、こんな時間なのに、外でご飯など食べていてもおかしくないのに…

みんな、テントの中にいるんだよ。ハハハハ

そーお、でも変よ火とか、つけっぱなしよ。

ガイドの佐藤

なんか、様子がおかしいな。

ガイドの佐藤

みなさんは、ここにいてください。私は、周りの様子を見てくるので。

わかりました。

とりあえず、ここにテントを張ろう。

カナ

ねえ、本当にここに泊まるの?

それしかないだろ、今から山を降りるとでも言うのか?

でも、本当…不気味よね。

???

助けてくれぇー!

もう⁉️なんなんだ⁉️

翔太

行ってみよう!

ガイドの佐藤

どうしたんですか⁉️話してください!

どうかしたのか?

ガイドの佐藤

この人何かに怯えてるようで…

僕が話してみましょう。

そう言って、父は男近づいた。

一体、なにがあったんですか?

そう言うと、男は口を開いた。

男性

じ…実は、さっき…ば…ばけ…

男性

⁉️

男性

ぎゃああああああああ⁉️

そう叫ぶと男は、父を突き飛ばして逃げ出した!

おい!お前!

ガイドの佐藤

しっ!静かに!全員テントの中に隠れて!

なんなの?

カナ

怖いよぉ〜

一体、どうしたんだ?

テントの中

ガイドの佐藤

しっ、理由は後で。アレが出たんですよ!

その瞬間、マイクのノイズのような声がテントの外から聞こえてきた。

カナ

うっ

翔太

あっ

きゃあ

えっ

その瞬間家族の頭によぎったのは、ガイド話しの化け物だった

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