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ちゅぴちゃぱ
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29件
授業中に書いた!? バレたらめっちゃ怒られるよね?

おう、最悪ぴょんつけ忘れたぴょん

授業中に小説を書くアホです
…ぴょん
夜の2時
シェアハウスは完全に静まり返り、外からはただ、しとしとと静かな雨の音だけが聞こえてくる
なおきり
僕はベッドの中で、何度目か分からないため息をついた
もう何時間も前に布団に入っているというのに、一向に眠気が訪れる気配はない
目を閉じると、どうしても昼間の撮影での失敗や、あの刺さるような批判の言葉が頭の中でぐるぐると回り始めてしまうのだ
なおきり
そう思えば思うほど、焦りで心臓の鼓動が速くなる
真っ暗な部屋の中、耐えきれなくなった僕は、枕元に置いてあったスマホに手を伸ばした
パッと青白い光が、僕の疲れ切った顔を照らす
指が勝手に、いつものようにYouTubeを開いていた
そして、検索欄に自分の名前を打ち込む
『なおきり』『なお兄 からぴち』…
…いわゆる、エゴサというやつだ
なおきり
頭では理解しているのに、画面をスクロールする親指が止められない
ファンの「なお兄大好き!」という温かいツイートは、今の僕の歪んだ心にはなぜか素通りしていってしまう
探してしまうのは、自分を完全に否定する容赦のない悪意ばかりだった
『今日の配信、なお兄のトークまじで邪魔。テンポ悪くなるから喋んな』
『ゲームもトークも下手なのに最年長面してるのきつい。ぶっちゃけからぴちに要らないよね』
『周りのメンバーが介護してあげてるの気づかないのかな。早くグループ抜けてほしいわ』
なおきり
暗闇の中でスマホの画面を見つめたまま、僕は胸をかきむしるようにシーツを握りしめた
それらは、相手の顔も見えないネットの海から投げつけられた、ただの純粋な悪意
気にしちゃダメだ
画面の向こうの、たった数人の心ない言葉だ
そう自分に言い聞かせようとするのに、今の僕の心には、そのすべてが絶対に逆らえない「事実」のように響いてしまう
『介護してあげてる』
『早くグループ抜けてほしい』
喉の奥から、乾いた悲鳴が漏れそうになる
みんなは優しいから、僕がミスしても笑って流してくれる
でもそれは、みんなが僕を「介護」してくれていたからなのか
僕がここにいるせいで、大好きなみんなにそんな余計な負担をかけているのか
スマホの冷たい光が、暗闇の中で僕の瞳を残酷に照らし続ける
画面をスクロールするたびに、心臓の奥が冷たくなっていった
なおきり
なおきり
気づけば、画面の時計は朝の4時を回っていた
結局、その日も一睡もできないまま、うっすらと外の空が白み始めていく
コンコン、と静かな部屋に小気味よいノックの音が響いた
ゆあんくん
ゆあんくん
ドアの向こうから聞こえてきたのは、大好きな最年少、ゆあんくんの元気な声だった
僕はビクッと肩を揺らし、慌ててスマホを布団の裏に隠す
そして、鏡を見る余裕もないまま、喉の奥からいつもの声を絞り出した
なおきり
なおきり
ドアを開けると、そこには眩しいくらいの笑顔を浮かべたゆあんくんが立っていた
何も知らない、純粋で綺麗な、大好きなメンバー
ゆあんくん
ゆあんくん
なおきり
なおきり
僕は、引きつりそうになる頬を必死に持ち上げて笑ってみせた
だけど、ゆあんくんの真っ直ぐな視線が、今の僕にはどうしようもなく眩しくて、そして痛かった