イオなめこ
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紫色のあの人はとても聞き上手だ
それでもって
とても頼りになる
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僕がどれだけ重い話をしても
必ず聞いてくれるし
必ずいい方向に持ってきてくれる
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紫色のあの人しかいない病室は
紫色のあの人の弱々しい呼吸音が
響き渡る
突然すぎて
いや、現実を受け入れなれなくて
涙の1つ出てこない
握った手はとても冷たく
何か思い残したものがあることを
ひしひしと伝わせてくる
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桃色の彼はずっと紫色のあの人に
声をかけ続けて
俺が握っている右手の
反対の手をとても強く握る
そして、紫色のあの人の右頬を
とても細く繊細な人差し指で
すっと撫でる
そんな姿を
僕は色彩のハッキリした
1つの映画のように見えてしまう
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そして初めて見る
桃色の彼の液体(涙)
桃色の彼の涙は
透明で美しかった
悲しい涙でさえにも
見とれてしまう僕は
本当に汚れている
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医師
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医師
医師
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医師
医師
医師
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医師
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医師
医師
医師
医師
医師
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医師
医師
医師
医師
『大丈夫』僕はその言葉に一瞬
安心してしまった
大丈夫なんて
1つの嘘なのに
でも『大丈夫』が信じられないのは
僕だけなんだ
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医師
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医師
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ゴトッ
桃色の彼からお茶のボトルが転がる
目が見開き
綺麗な二重の目が大きくなる
肩が下がり
目に光が反射されない
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桃色の彼から何も発せられない
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桃色の彼は昔
脳がショック状態になったことがある
だからどれだけ大変かわかる
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紫色のあの人に声をかけ続ける
桃色の彼
美しい
他人事のように思ってしまう
僕がいた
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
イオなめこ
コメント
10件
フォロー失礼します🙇♀️!
(´;ω;`)スキデス
な、なんか涙が…