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そらまふと96月はもうカップルに決まってるやん!だって電車で肩に頭のっけるって青春やん!!これで付き合ってないのが不思議だなぁ〜 てか真夏ちゃんの方もくっ付きそ〜電話はお母さんかな?((だが兄弟揃ってだもんな...
うん、もうそらまふ96月は完全に セットでありカップル((殴 これで付き合ってないなんて考えられない! ハッピーセットだあああぁあぁ!(←うるせぇ) もうみんな付き合え!みんなが付き合えば この世は救われる!!!!!!!!!!(?) いいなぁ…こんな青春したかった……ww 続き楽しみにしておりますです!
メリーゴーランドが止まって、 馬から降りる
出口の先で、他のみんなと合流した
翔太
棗
合流して真っ先に、96ちゃんが そう聞いてくる
彼方
そう言いながら、さっき撮った 写真をみんなに見せた彼方先輩
そして、それを見たとも君が一言
智弥
真冬
まぁそれは、たしかに僕も 思ったし、心臓がずっとバクバク 言ってたけど……
彼方
智弥
真冬
単純に、メリーゴーランド自体も 楽しめた
彼方
そういえば、結構後ろの方から、 天ちゃん達の声が聞こえてたような
棗
翔太
智弥
わっ、メリーゴーランドで 競争って懐かしいなぁ
彼方
星奈
不思議がっている彼方先輩を他所に、 蒼井さんが3人にそう聞く
棗
翔太
智弥
終わった後のこの言い合いも、 昔から変わらないな〜
彼方
真冬
不思議そうに聞いてきた 彼方先輩に説明をする
真夏
僕らの会話を聞いていたのか、 姉さんもそう付け足した
彼方
棗
翔太
智弥
あ、いつもの流れになった
それにしても、この2人について 行ってるとも君、何気にすごいと思う
真夏
3人の話が終わるのを図ったように、 姉さんがそう言う
翔太
棗
フードコートなら、ちょうど僕らも 行きたいって話してたし、賛成だ
真夏
みんなでフードコートのある 建物まで移動する
それぞれ食べたいものを頼んでから、 事前に取っていたテーブルに集まった
智弥
真冬
不意に、とも君が話しかけてくる
智弥
真冬
単純に気に入ってるし、出かける ときは、いつもつけるようにしてる
星奈
僕のネックレスを見ながら、 蒼井さんもそう言う
星奈
真冬
“おそろい”に反応して、声が上擦り そうになるのを慌てて抑える
智弥
彼方
あ、先輩そっぽ向いちゃった……
♪〜……
って、誰かのブザーが鳴ってる?
真夏
そう言って姉さんが立ち上がった
♪〜……
真冬
姉さんが行こうとした直後、 僕のブザーも鳴る
真夏
真冬
〜翔太 side〜
ブザーが鳴って、一緒に 料理を取りに行ったまふ君達
こういうところに来ると頼むものが 被るとこ、全然変わってないなぁ〜
棗
不意に、そらるさんのネックレスを 指差しながら、96ちゃんが聞いた
彼方
智弥
隣人で幼馴染のとも君が 言うんだから、本当にそうらしい
智弥
彼方
あ、そらるさん顔赤くなった
智弥
きょとんとしながら、 とも君が話を続ける
彼方
智弥
あ、なんだ、そっちの好きか……
でもそらるさんの反応、知ってるから 分かるけど、“友達として”じゃない 意味で好きなのバレバレじゃない?
棗
翔太
それは本当に、96ちゃんの 言う通りだと思う
誰にでも優しくて、好きなことに 一生懸命で、一緒にいてすごく楽しい
彼方
彼方
僕の次に、そらるさんが そう語り始めた
智弥
彼方
たしかに、どちらかが欠けたら、 After the Rainじゃなく なっちゃうもんね
けどそらるさん、その割にはまふ君の ことよく見てるような気がする
なんだろう……強いて言うなら、 お母さんみたいな?
それか、まふ君と一緒にいる時は、 ちょっと兄弟にも見えるし
こんな尖った性格だけど、根は お兄さん気質の優しい人なのかなぁ
翔太
〜真冬 side〜
みんなでお昼ご飯を食べて、 午後もまた少し遊んだ
彼方先輩は相変わらず、 乗らないって言い張ってたけど
それでも時間を忘れて遊んでいて、 気づけば夕方になっていた
智弥
空を見上げながらとも君が言う
星奈
名残惜しいけど、 今日はこれでおしまい
楽しかったし、また みんなで来たいなぁ
今度は瑞樹さんとか、 色んな人も連れて
出口のゲートをくぐって、 歩いて駅に来た
真冬
真夏
車両が来る方向を見ていると、 姉さんが時間を調べて教えてくれた
翔太
棗
智弥
そういえば、僕がみんなで遊びに 行きたいって言い出したんだっけ
真冬
僕だけだったら、行きたいなって 考えるだけで、行動には 移せなかったと思うし
真夏
ホームで話していると、 帰りの電車が到着した
幸運なことに、席が ほとんど空いている
それぞれ空いてるところに分かれて 座って、僕は彼方先輩の隣に座った
反対隣にはとも君がいる
彼方
真冬
メリーゴーランドで撮った、 記念の証拠写真
多分、僕らが初めて 一緒に写った写真だ
真冬
席に座って少しして、 電車が動き出した
真冬
不意に、肩に何か乗った感覚がする
……あ、彼方先輩、 僕に寄りかかって寝ちゃってる
真冬
智弥
とも君が、彼方先輩を起こさない ように小声で教えてくれる
それでとも君達、少し遅くに 合流してたんだ
智弥
僕もうんと頷いて、周りの みんなに目を向けてみる
向かいに座ってる96ちゃんと 天ちゃんも、お互いに寄りかかり ながら寝てしまっていた
姉さんと蒼井さんは、仲良く話してる
僕も、何だか眠くなってきたなぁ……
せっかくだし、駅に着くまで 少し寝ていよう
そう思って、彼方先輩の方に 頭を傾ける
そして、ゆっくりと瞼を閉じた