最近先輩の様子がおかしい
いつも何処か上の空で
顔も少し青白くて
そして____
shp
数年前
gr
仲良くしてやってくれ
shp
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kn
一同)・・・・・
kn
ちゃんと挨拶しt
tn
sha
kn
kn
shp
kn
一同)wwww
…
..
.
kn
shp
kn
kn
shp
思えばあの時は 何時も彼が側にいた
ふざけ合ったり、笑いあったり…
どんなけ俺が遠ざけても必ず着いてきて大きな声で笑ってる
それが彼だった
それなのに…
ある時渡り廊下で彼を見かけた
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kn
彼は此方を見ず俺の横を通り過ぎて
shp
彼の顔は 風で靡いている金髪で隠れていた
ただそこから覗いている口は 苦いモノを食べたように歪んでおり
shp
それから彼の様子が明らかに 前と反対だった
何時も俺を見て怯えている感じで__
俺は彼をそうさせる原因に腹が立った
そして
この時 俺にとっての彼の存在意義を知った
今日も彼の顔色が優れなかった
俺は我慢が出来ず 彼の部屋に向かった
shp
彼の部屋には誰も居ず
そのままボッと待つのもアレなので 彼の部屋を見て回る事にした
shp
色々と見て周り 最後に机に目が行った
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ご丁寧に鍵まで掛かっていたが 隣にそれらしき鍵が掛かっていて
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shp
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shp
鍵を開けると 一枚の紙が入っていた
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それは、誰か2人が満面の笑みで Vサインをしている写真で
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shp
shp
俺は困惑して 彼の帰りを待つしかなかった
(前につづきます)
kn
急に肩を掴んだからか驚いた顔で 彼が此方を向く
久々に彼の顔を正面からみる
その顔にある碧眼はどこか怯えてるようで
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kn
shp
kn
その一言で彼顔が苦しそうに歪む
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kn
俺は無言で彼に写真を手渡す
それをみて彼は大きく目を見開き
そして また1つ涙を零し
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shp
kn
shp
そういい、彼の手にある写真を奪い返す
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shp
部外者といわれピクとかたまる彼
kn
shp
先程との彼の気配の変わり様に 少したじろぎ、素直に言葉を待って
kn
kn
…………………………
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kn
俺とお前は兄弟ってことや…
shp
え!?
周りの部屋も気にせず 大声で叫んでしまう
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shp
じととした目で彼に問う
それに彼は、いつものとは言えないが 笑みを浮かべて答え
kn
そういって彼は俺の手の中から 丁寧に写真を取り出し
kn
kn
彼はそれぞれの瞳を指差しながらいう そして指は写真に向き
kn
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shp
kn
shp
信じられない
信じられる訳がない
彼が…兄? そんなわけッッ
俺は頭を抱え力無く後ずさり
唯、どうしても聞きたかった事を口から絞り出し
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kn
kn
kn
ぼさぼさの髪を掻きながら言葉を紡ぐ彼
その目は矢張り苦痛に歪んでおり
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kn
彼はもう無理かと呟く。 そして此方を真っ直ぐ見
kn
shp
彼の言った言葉は耳が、脳が受け付けてくれず
だが次第に意味を理解し絶句してしまう
そんな俺を置いてけぼりにして話を進めていく
kn
kn
kn
彼の歯を食いしばる音が 音1つない部屋に響く
kn
暫くの無言の中。ぽつりと呟く彼
kn
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kn
彼は俺の目を覗き込んでフッと笑う
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kn
shp
kn
kn
自嘲気味にいう彼 その言葉で全てを理解し
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kn
kn
耳に手を添え聞いてくる彼をみてくすりと笑い
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そういってクルと扉に向かう
kn
shp
kn
心配気に聞いてくる彼をみてコロコロ笑い
shp
kn
kn
彼はパッと何時もの笑顔を貼り付ける
shp
kn
shp
手ヒラとさせ立ち去る俺 その背を黙って見送る彼
kn
俺は立ち上がり鏡に近寄る
写った顔は半分血に塗れているように見えて
それで笑顔を作り両方を見比べる
kn
終
主
主
主
主
shp
kn
主
主
主
shp
kn