その頃は私はそいつと隣だった
授業中とか分かんなくて教えあったり
つまんなかったら好きなアニメとかの話一緒にしてくれて
初めてこれは好きって事なんやって思った
瀬奈
でさー
碧斗
うんうん!わかる
瀬奈
次回ホントに気になるわー
碧斗
えー絶対こことここの戦闘が始まって
瀬奈
で、次が主人公のピンチかな?
碧斗
そやな!
まぁ、クソ下んねぇ話をしたり
馬鹿みたいなことしたりしてなんか仲良かった
幸せだったなホント
でも
幸せなんて簡単に崩れる
瀬奈
次移動かー碧斗〜一緒に行こ
碧斗
おう、いいよ
瀬奈
ありがとう!
男子
なぁなぁ、瀬奈
瀬奈
ん?
男子
お前って
碧斗の事好きなん?
瀬奈
...はぁ?
男子
あっ、図星だ
瀬奈
ちょ、待て待て
その時私は1番信頼してる友達に碧斗が好きって事を言っていた
男子
なぁなぁ、碧斗〜
碧斗
なんだよ
瀬奈
えっちょ
男子
瀬奈ってお前の事好きなんだってー
碧斗
へえーどうでもいい
瀬奈
...
男子
振られてんじゃん
瀬奈
うるさい
現在
体育の時間
瀬奈
ヴェ持久走じゃん
また、碧斗と同じクラスになった
私は碧斗の持久走を測ることになった
瀬奈
お疲れ様、4分前半凄いじゃん
碧斗
はぁはぁ...ありっがと
瀬奈
じゃ次私だから
碧斗
頑張れよ
あぁ、まだ好きなんやって思った
でも走ってる時に見てしまった
自分の信頼してる人と碧斗が
楽しそうにしてた
碧斗
〜〜!
仁奈
〜!
あーあ...
初恋なんて叶わないんだよな