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世界の守護者X

第8話 - 集まる種たち

2025年05月06日

#異世界

ちょこもち

第8話集まる種たち

優花目線

瀬戸内優花

あぁ〜、疲れたぁ...

瀬戸内優花

なんであんなに遠いんだよ〜

瀬戸内優花

2日以上かかった...

瀬戸内優花

で、でも!!何とかここで3人見つかれば...

ドドドドドドッ

瀬戸内優花

えっ、わぁああ！？！？銃...!?

野々原エマ

誰だ､そこのお前。

瀬戸内優花

あっ､､､あえっ!?

野々原エマ

…X？

瀬戸内優花

えっ！？なんでわかったの!?

野々原エマ

えー...十字架のイヤリングをつけていたから、ですが

瀬戸内優花

あれっ､これって共通なの!?

瀬戸内優花

えっちょっと待って､初めて知ったよ！？

野々原エマ

…こんな所に用があるなんて､任務か何かですか？

瀬戸内優花

あっいや!!それが...

説明して

瀬戸内優花

という事なんですが

野々原エマ

なるほど…私が、Xの候補者に？

瀬戸内優花

はい！

野々原エマ

んー､､､そうだなあ

野々原エマ

私､ここの守護担当に選ばれてるんですが

野々原エマ

というか､私は自衛隊の少佐で…

瀬戸内優花

あっやっぱり!?かなりの実力者だったし!!

瀬戸内優花

いや〜こんな実力者が入ってくれたらかなり期待できるなぁ〜

野々原エマ

…本当ですか？

野々原エマ

世界のためになるなら…入っても…

野々原エマ

いや、待てよ。こんなに安直に決めていいのか？

瀬戸内優花

うんうん♪じっくり考えなよ♪

野々原エマ

…そうだ。ここら辺案内しますか？

野々原エマ

ここのことは詳しく知っているつもりです。

瀬戸内優花

えっいいの!?やったぁ〜！

瀬戸内優花

美味しいものとかある!?スイーツとか

野々原エマ

スイーツ...だったら､西の方にケーキが売ってるところか

瀬戸内優花

ほんとに!?行こう!!行ってみよう!!!!

野々原エマ

わっ!!ここら辺ウロウロすると危ないですよ!?

野々原エマ

ここ､かなり危険なところでっ…!!

瀬戸内優花

えっ？危ない...？

ゴォォォォ…

野々原エマ

っ!!来た!!

瀬戸内優花

えっ!?!?何が来たのっ!?

魔乃羽彩

へっへーん♪どーもこんにちは〜☆

瀬戸内優花

誰！？！？！？

魔乃羽彩

おっとぉ〜？新規さんですかぁ？

魔乃羽彩

私は魔乃羽彩！ここで超有名な悪魔でーす！

瀬戸内優花

魔乃羽彩!?え待って!!

野々原エマ

...？

瀬戸内優花

この子もX候補者じゃん!!

魔乃羽彩

えっ。

野々原エマ

！？！？！？

瀬戸内優花

しかも待って!?彩ちゃんそれいつからなった!?

魔乃羽彩

えっ,生まれた時から。

瀬戸内優花

！？！？！？！？！？

野々原エマ

衝撃の連発すぎて追いつかない…

瀬戸内優花

待って!?生まれた時からあったのになんで暴走してないの！？！？

瀬戸内優花

ちょっと待って!!電話してくる!!

魔乃羽彩

…？

野々原エマ

…彩､今日はイタズラはお預けか？

魔乃羽彩

イタズラじゃないよ!!

藤葉あゆ

もしもしー優k

瀬戸内優花

ねぇー待って!?なんか生まれつき魔力持っててまだ暴走してない輩がいるんだけどなんでぇ！！？？

藤葉あゆ

どうしたどうした

瀬戸内優花

だって!!生まれつき覚醒してたんだって言ってたもん!!

藤葉あゆ

…なるほどねー。

藤葉あゆ

もしかしてその子...悪魔系の子だったりする?

瀬戸内優花

うん！そうだった！！

藤葉あゆ

あー､彩ちゃんか〜...

藤葉あゆ

彩ちゃんは､補足に書いてた通りいろいろ例外｡

瀬戸内優花

？

藤葉あゆ

あの彩ちゃん､悪魔と人間のハーフで

瀬戸内優花

！？

藤葉あゆ

あと10歳までを魔界で過ごしてたからー

瀬戸内優花

！？！？

瀬戸内優花

あの…頭が追いつかない。

瀬戸内優花

いろいろ起こりすぎてさぁ

藤葉あゆ

でもそこで2人見付かって良かったね。

藤葉あゆ

あそこ､かなり治安が悪いし

瀬戸内優花

…彩ちゃんに至ってはただイタズラしに来ただけだけど

藤葉あゆ

とりあえず､私も忙しいから一旦切るよ

瀬戸内優花

うん。ありがとねー

瀬戸内優花

ほーい戻ったで〜...って

ガキンッ!!

魔乃羽彩

...大分腕が落ちたんじゃない？

野々原エマ

うるさい､集中しろ。

瀬戸内優花

えっ…何してんの！？喧嘩はダメだよ！？

魔乃羽彩

喧嘩じゃないよ〜♪手合わせだよ☆

ドドドッ

野々原エマ

だから集中しろって!!

瀬戸内優花

あっ…あの一旦やめて!?

魔乃羽彩

はい。

野々原エマ

はい。

瀬戸内優花

利口だねぇ

野々原エマ

あっそうだ。とりあえず案内しなきゃ

魔乃羽彩

私も着いてきていーい？

野々原エマ

…なにかしないならな

魔乃羽彩

やったぁ〜♪

しばらく歩いて

魔乃羽彩

そんで〜､ここが美味しいスイーツのとこで〜

瀬戸内優花

わぁあああ!!食いたい〜!!

野々原エマ

彩も3年間ここにいたから大分ここのこと知ってるんだな

魔乃羽彩

そりゃあね〜ずっとニートだったから♪

野々原エマ

…それなのに街の人には可愛がられ…ひでぇやつだ

魔乃羽彩

ひでぇやつとは失礼な!!

魔乃羽彩

私は超絶スーパーなんかすごい悪魔だ!!

野々原エマ

語彙力。

瀬戸内優花

…この2人芸人か何か？

魔乃羽彩

失礼な！私は

野々原エマ

もういいから。

瀬戸内優花

…そういえばさぁ､この中で知ってる人とかいる？

瀬戸内優花

この近くに住んでる人とか。

魔乃羽彩

んー...私はわかんない。

魔乃羽彩

ってあれ､Xって犬もなれるの...？

瀬戸内優花

えっ？

瀬戸内優花

あっ本当だ!!リストに犬がいる!!

魔乃羽彩

えぇ〜､犬も魔法使えるんだねぇ

野々原エマ

……この犬､見たことあるかも

瀬戸内優花

嘘でしょ！？

魔乃羽彩

嘘でしょ！？

野々原エマ

なんか､路地裏にいたんだよ。

野々原エマ

ちょっと来てみて

瀬戸内優花

…ここ？

瀬戸内優花

暗っ…怖いんだけど

魔乃羽彩

大丈夫だいじょーぶ！

魔乃羽彩

私らいるから！

野々原エマ

…？あれ？いつもはここに犬がいるはずなのに

うわぁあああああ〜!?

魔乃羽彩

…なんか声がしたんだけど

野々原エマ

ちょっと行ってみようか

瀬戸内優花

うん。。。:( ˙꒳˙ ):

しばらくして

野々原エマ

えぇーっと､ここから声がしたんだけd

犬飼愛花

ねぇ〜〜～!!何この体!!肉球がない！！

犬飼愛花

耳はある!!良かった...ってなにこれぇ！！

犬飼愛花

というかなんでワンワン話せないの!?

魔乃羽彩

…もしや君､あの犬？

犬飼愛花

わっ!?びっくりした!!

犬飼愛花

ってあなたたち…にんげん？

犬飼愛花

あれちょっと待って､私人間の身体になってる

瀬戸内優花

(もしかしてこの子､今覚醒したの…？)

犬飼愛花

んー…慣れないなぁ

犬飼愛花

人間さんって二足歩行だからなぁ〜

野々原エマ

…大丈夫か？

犬飼愛花

あっ!!あの時の人間さん!!

犬飼愛花

私人間になったみたいなんです〜

瀬戸内優花

…みんなつっこまないけどさ

瀬戸内優花

まず服を着よう。

瀬戸内優花

私が着てるこの上着貸すから。

魔乃羽彩

ズボンどうする〜？

野々原エマ

ズボンはさすがに私もかせない…

瀬戸内優花

ふふふ〜ん…こういう時の魔法よ！

瀬戸内優花

Xの種たちよ見ときなさい！これが魔法だ！

瀬戸内優花

創作魔法「思考コピー」！

魔乃羽彩

わぁあ!?ズボンが出てきた!!

瀬戸内優花

ふふ､初めてちゃんとやったけど成功してよかった！

野々原エマ

思考にあったものをそのままコピーする…っていう魔法かな

野々原エマ

すごいなぁ…私もこれを使えるのかぁ

瀬戸内優花

へへへ､すごいだろ〜！

魔乃羽彩

しかもちゃんとピッタリだ…すげぇ

犬飼愛花

ありがとうございます！助かりました！

瀬戸内優花

ふふ､やっぱりいい子ばかりだなぁ〜

瀬戸内優花

個性がいろいろで…この子たちと戦えるのが楽しみになってきた！

瀬戸内優花

よっし!!また頑張るぞ〜！

世界の守護者X

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