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シャオロン

(さて、問題はこいつやな)

コネシマ

じゃ張り切って出発やー

トントン

俺の部屋に行くんやな

トントン

お前のご主人不用心だよな、あんな大掛かりなパソコンにパスワードをつけてないなんて

マイ

実はそのことなんですが、
そのパソコン・・・

バキッ

ゾム

ごめんなマイ、その話後で聞かしてくれ、今は逃げないとやばい

マイ

わかり・・・ました・・・

パトリー

くぅーんくぅーん

マイ

パトリー・・・

ロボロ

パトリーはゾンビ見ると悲しい声出すなーどうした?

コネシマ

なにしてんねん、ロボロ今は逃げることが最優秀だろ、ほらパトリー抱えろ

ロボロ

あ、すまん

トントン

まさか俺の部屋に全員が集合するとはな、しかもこんな状況で

パトリー

・・・

シャオロン

それにしてもいい子やなパトリーは、なんでそんないい子なんや?

マイ

それは、

トントン

あ、またや。また「パスワードを入力してください」って

コネシマ

また?

ゾム

前にもあったんか?

トントン

部屋に来た最初電源入れてみたらパスワードがかかってなかったんよ

トントン

でもしばらくしたら「入力してください」って、なんか遅いんよ

マイ

古いパソコンですから、少しのタイムラグがあるのかもしれないです

トントン

そうか、なにかに反応してるようにも見えたけど

ゾム

そんなに古いんか?この館

マイ

いいえ館自体ができたのは3年前です。

マイ

ただ、ご主人様が前に働いていた薬品メーカーで使っていたパソコンをそのまま使っている訳でして

ロボロ

そういう事か、そこではどれくらいで働いてたんや?

マイ

はい、20年少し働いていました
3年前に退職しています

トントン

(館が出来た年と仕事をやめた年が一緒か・・・)

トントン

なんで仕事を辞めたんや?

マイ

何か自分で独立したいと・・・

シャオロン

てか君さっきから何か言いかけてるけど?

マイ

あっはい、実はこの独立後たくさんの薬を作っているんです
先程使われた肉を柔らかくする薬もその1部なんです

ゾム

あれか、あれはすごいなー

マイ

長年の経験なんでしょうか、ご主人様は素晴らしい薬を作っていきました

マイ

しかし、だんだん危険な薬も増えてきていつしかおかしな薬を作り出すようになりました

マイ

そして人間では実験できないものは動物でするようになりその生き残りがパトリーと言うわけです

ロボロ

そんな・・・

マイ

これまで犬は3匹いました。ハリーとミーナです。でも・・・

トントン

そうか、よくわったもう話さなくてええぞ。ゾムちょっとええか?

ゾム

なんや?

トントン

今の話聞くとこの館の主人つまり鬱のじいちゃんがあやしないか?

ゾム

そやな、客観的に見るとそれしか有り得へんけどでもじいちゃん俺らが集まる日とかわかってないやろうし

トントン

そうか・・・

トントン

・・・いや知っとるわ

ゾム

え?

トントン

マイさん君と鶴本さんはなんでこの館にいるんだ?普段は何してる?

マイ

私達は普段ご主人様の家で働いております。今日はご主人様に言われ貴方様方の面倒を見るようにと

トントン

ほらな、俺らがいる日時を鬱のじいちゃんは知ってたんや。鬱も初め「じいちゃんが雇った執事とメイド」って言うてたからな

ゾム

じゃ、じゃあまさか!

ロボロ

うわぁーまたや、「パスワードを入力してください」や

シャオロン

どうなってんねん

トントン

ゾムこれは後で話そう

ゾム

せやな

トントン

(どこからか操作されてんのか?それとも・・・)

コネシマ

それよりどうする?これから、てか生き残れるんか?

トントン

確かに何か逃げる方法が

ゾム

・・・・・・

コネシマ

・・・・・・

シャオロン

・・・俺らの中にいる犯人を捕まえることちゃうか?

ゾム

シャオロンまだ俺らの中に犯人がいるとは限らへんで

シャオロン

でも、、いやなんでもないごめん

トントン

いいか?シャオロン、みんなも聞いてくれ今俺らは生き残りや。仲間同士で疑い合いはやめようや

トントン

(今仲間同士の疑心暗鬼が生まれたら生き残るのは絶望的や)

シャオロン

わかったごめん

トントン

分かればええんや

ゾム

生き残る手段があるとすればこの部屋やろ

コネシマ

じゃあパソコン見てみるか

トントン

コネシマ、俺とゾムはこの館の主人が怪しいと思ってる

コネシマ

・・・そうか、

トントン

相手はゾンビになるほどなウイルスを入力撒き散らすやつだ
注意しろ

コネシマ

わかった、よっしゃ見たるぜこらー

コネシマ

なんや全然入ってないやん

トントン

(やっぱりな)

ロボロ

何がある?

コネシマ

えー上から「あなたへ」「お前へ」「研究資料」てのがあるな

トントン

すまん1度研究資料開けて貰えるか?

コネシマ

ポチッあれ?空やで?

トントン

いやいいなんでもない

コネシマ

じゃあ「あなたへ」を出すぞポチッ

コネシマ

あなたへ
すまない。私はとんでもない過ちをおかしてしまった。まさかあいつにバレるとは。元々医療ように開発した薬が回復を優先したせいか無敵の体を作る薬になってしまった。そしてこの薬はウイルスと化した。感染度が高く一瞬で・・・いや今言っても仕方がない。今からすぐに薬を作らなければ手遅れになる。何か何かないか?

コネシマ

②出来た!このために2匹を犠牲にしパトリーまで傷つけてしまったがだがこれが1番の薬であるとわかった。ここには記せないが必ずウイルス患者が出たら回復する魔法の液体があったんだ

コネシマ

これで終わりやな

トントン

魔法の・・・液体・・・

ゾム

お前へってのが気になるな

コネシマ

見てみるか?

コネシマ

お前へ
ざまぁみろ。お前に負ける私じゃない薬の場所は分からないだろ。金庫にしまったんだ。番号がわからず困っているらしいが残念だったな。メモなんぞは捨てたわ。お前を絶対に許さんぞこの館でテロを犯すなど絶対に。そして私は死ぬ。お前に脅されないようにな。さよなら。

コネシマ

終わりや・・・

マイ

ご主人様が・・・亡くなってる?
そんな嘘よ!!!

ゾム

嘘、か。パソコンで打たれた言葉やからそれは可能やけど

ロボロ

自殺してたとしたら大先生のじいちゃんは犯人じゃんない

シャオロン

となると、やっぱりこのじいちゃんと親交が会ったやつが俺らの中に・・・いやそんな訳ない、俺らが犯人だなんて

トントン

(ここに来てからのの会話の中でじいちゃんを知ってる素振りをしてたのは誰だ?)

パトリー

ワンッ

シャオロン

いい子やなーお前はホンマに

トントン

(そう言えばシャオロン、パトリーに初め「いい子や」って言ってたな、初めてあったのか?)

シャオロン

生き残るとしたら魔法の液体を見つけないとだな

トントン

(いや、まさかな)

ゾム

どこにあるんやろうな

ロボロ

・・・みんなちょっといいか?

トントン

どうしたん?ロボロ

ロボロ

ウイルスって薬だったんだよな

ゾム

そうやで

ロボロ

てことは薬さえ持ってればさ
ゾンビにならなくても人に感染させられるってことだよね

トントン

人間のまま・・・人をゾンビに?
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