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私の名前はあさき
両親はいなく、独り暮らしだ
いじめっこ
いじめっこ
いじめっこ
あさき
私はいじめられている
あゆみ
あゆみ
あ、一年のいじめられっこだ
私よりもひどいいじめなんだよな。
あさき
あさき
なのに
あんなこといっちゃった
明日、謝らないと。
帰り道
アナウンス
あさき
ガタンガタン
明日は、どんな一日なんだろ
電車の乗客
何か、みんないつもより、静か
空気も重い
よく考えれば、アナウンスも流れていない
アナウンス
あさき
自殺駅…
そんな駅ないよ
私は、隣にいた乗客に話しかけた
あさき
あさき
電車の乗客
電車の乗客
電車の乗客
電車の乗客
電車の乗客
あさき
電車の乗客
電車の乗客
電車の乗客
あさき
あさき
乗客2
乗客3
あさき
あさき
ドンッ
私は、誰かに電車から押されて、降りることができた
誰が押してくれたのかと思い…
後ろを見ると…
あゆみ
あの子が乗っていた気がした
次の日
先生
あさき
あの子、自殺駅に行ったのかな…
そんなに辛かったんだ
でも、私を助けてくれたよね
ポロポロ
私の頬に、大粒の涙がつたっていった
あさき
だって、私に生きて欲しいから助けてくれたんだ
きっと
だから、生きないと
いじめっこ
いじめっこ
あさき
あさき
いじめっこ
いじめっこ
あさき
いじめっこ
いじめっこ
あさき
あさき
あさき
あさき
あさき
いじめっこ
いじめっこ
この日から、いじめられることはなくなった
そして、自分らしく生きることにした
そしたら、
あの最低な日常から抜け出すことができた
救ってくれたのは、あの子だ
毎日感謝しながら生きている