マオ
マオ
マオ
カランカランカラン…と鈴の音が鳴る
マオ
腑抜けた声を出しながら椅子に腰をかける
ルミア
と、綺麗な声が店内に響く
ルミア
わくわく、と言う擬音が聞こえるくらい 一気に距離を詰め聞いてくる
マオ
マオ
心底暑苦しそうに私は彼女と距離をとる
ルミア
ルミア
そう謝罪を述べながらもにこっ、と明るく笑う
カナデ
気の抜けたふわふわとした声が店内の奥から聞こえてくる
マオ
カナデ
ぐすん、と泣き声を漏らしながら奥を見やる
ミラ
若干キレ気味で奥から姿を表す
ミラ
マオ
さっきのキレ気味は何処へやら
いつものクールな声を発する彼に私は少し驚く
マオ
あ、と思い出したようにそう呟く
刹那、ガタッ、と音を立てながら立ち
ミラ
俺らと関わりはねぇだろ、とでも言うように困惑の声をあげた
マオ
ルミア
カナデ
マオ
カナデ
ミラ
ルミア
マオ
カナデ
感傷に浸るのも飽きてきた頃、 カナデがそう言いながら机につっ伏す
プルル…プルルルル…
マオ
カナデ
カナデ
マオ
カナデ
トコトコ、という効果音が一番似合うな…笑
などと思いながらぼーっと見ていたら、 その姿はすぐ奥の暗がりへと消えていった
ルミア
マオ
ミラ
なんて、談笑を交わしてた時
ドンッ…という音がカナデの居る方向から聞こえてきた_
ルミア
カナデ
ミラ
マオ
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