第4夜 硝子の宝石
夢で葵と出会う事は出来たが
最後に言われた「見つける」という 言葉が理解出来ていなかった
良盛ヒデヨ
(「見つけてくれる」…と言われても、)
良盛ヒデヨ
(何を見つければいいのか、見当もつかない…)
葵は一体、俺に何を見つけて欲しいのか
そして何より、 こっちで会えない理由は何なのか
謎は増えるばかりで、俺は頭を抱えた
良盛ヒデヨ
(ひとまず、花の幼稚園の準備をしないとな)
トットットットットッ
良盛ヒデヨ
花、ご飯ちゃんと食べた?
良盛花
うん!ごちそうさまもしたよ!
良盛ヒデヨ
ん、えらい
良盛ヒデヨ
じゃあ歯磨きと着替えを、
キラ…
良盛ヒデヨ
?
目を凝らしてよく見ると、壁の近くに 小さく輝く物を見つけた
俺はそっとそれを手に取り確認した それは
良盛ヒデヨ
硝子?(それも欠片…)
良盛花
お兄ちゃん、それ何−?
良盛ヒデヨ
硝子の破片…あ、危ないから見るだけだよ
良盛花
うん!
良盛ヒデヨ
(何でこんな物が…)
それは海や川で見られる様な 小さな欠片で
まるで贈り物の宝石の様に、 良く磨かれていて
翡翠色の硝子瓶の破片らしきそれは、 削り取られた様に丸く角のない物だった
良盛ヒデヨ
(ひょっとして…)
ふと俺の脳裏に一つの可能性が浮かんできた…
小倉葵
“…先輩ならきっと、見つけてくれるって”
小倉葵
“俺、信じてますから”
良盛ヒデヨ
(これの事、なのか?)
あの時葵が言っていた、
「見つけてくれると信じている」とは
この宝石の様な硝子の事なのだろうか
良盛花
ん…?お兄ちゃん…?
良盛ヒデヨ
!
良盛ヒデヨ
あぁごめん、どうした?
良盛花
それ、
良盛ヒデヨ
?、この硝子?
良盛花
うん!
良盛花
やっぱり、触っちゃダメ?
良盛ヒデヨ
…
良盛ヒデヨ
(何処も尖っていない…そもそもこれを置いたのが葵なら)
良盛ヒデヨ
(花の事も考えてくれるだろうし…)
良盛ヒデヨ
…いいよ、触っても
良盛花
! やった~!
良盛ヒデヨ
うん、割れない様気をつけてな
良盛花
うん!
良盛ヒデヨ
(夢でまた聞いてみよう…)
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コメント
4件
うぅ葵くんっ…早く会いたいッ!(((((( 花ちゃんも葵くんに会いたいだろうなぁ…僕も会いたい!! 硝子の贈り物…なんか海にあるのかな…?






