らんはる集　３

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■恋して愛して人魚姫①■ 　RHver.

　ラン(王子)✕ハル(人魚姫)

ｺｺ「ちょっと時間いいか」 ﾊﾙ「え、俺？いや別にいいけど魔女が何の用？」

ｺｺ「お前こないだの大嵐んとき王子と会っただろ」 ﾊﾙ「王子？」 ｺｺ「船から投げ出されてた半身イレズミのイケメン」

ﾊﾙ「あーあーあー！会ったけどあれ王子だったんだぁ！へぇ···そうか王子か～···　あの、えっと···王子は俺のこと、その···　お、覚えてるかなぁ···？」

ｺｺ「覚えてるも何も、可愛いから連れて来いって毎日毎日うるせぇんだわー」

ﾊﾙ「えっマジで？それマジでっ？///」 ｺｺ「マジで」

ﾊﾙ「わぁ～マジでかぁ〜〜！*.✧　あ、いや···///　そ、そっか、ふーん、///」

ｺｺ「それで王子からの伝言だけど、好きと愛してるのどっちだ？」 ﾊﾙ「へぁ？」

ｺｺ「王子としては、お前の奇蹟のような可愛いさと顔を見ただけでわかっちゃうデレた時の愛らしさに一瞬で射抜かれて人生で初めてのいわゆる一目惚れってやつに陥ったがゆえに倒れそうなほど萌え萌えだからもう何が何でもらぶらぶしたいと、これ原文のままだから」

ﾊﾙ「王子、俺のことそんなふーに言ってるんだ？」 ｺｺ「この５日で2000回は聞いたワ、50回以降は有料で聞いてやったけども」

ﾊﾙ「ちなみに１回につきいくら？」 ｺｺ「お蔭さまで非常にうるおっております」

ﾊﾙ「へ～、ふーん、そっかー···///　まあその、うん···そんなに言ってくれてんなら～、行ってみてもいいかなぁ〜？///」 ｺｺ「行ってみてもいいかなぁ～？じゃねぇんだよ行け」

ﾊﾙ「いやでも脚どうすんの？声とか交換なんだよな？」

ｺｺ「あ、その辺りは声なんかよりはるかに明確な価値をもつ貨幣紙幣及び有価証券のたぐいを王子から前金でがっぽり頂いてあるんで」 ﾊﾙ「更にうるおったんだ···」

ｺｺ「で、好きと愛してるのどっちだっていう伝言だけども」 ﾊﾙ「うぁ！そそそんなの小っ恥ずかしくて今ここでなんて言えるかよぉ～ムリムリ！///」

ｺｺ「どっちだろーとかまいやしねぇよ答えは自分で言いに行ってこい脚やるから」 ﾊﾙ「ひぇえマジでっ！？///いやちょっと待って心の準備が！///」

ｺｺ「準備なんてとっくに万端だろが」 ﾊﾙ「いや、脚はいいとしてあとは服どうしよう何を着てったらいいかな王子どんな服が好みかなっ？///」

ｺｺ「···裸でいいんじゃないか喜ばれるぞ」

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