しづ
しづ
ほとけ
ほとけ
いふ
覚醒し切らない脳に愛しい人の声が響く
ほとけ
ほとけ
いふ
起きないといけないことはわかっているけど身体はそれを拒否していて、
ベッドに腰掛けるほとけの腰に手をまわし、ぐりぐりと頭を押し付ける。
撫でてくれる手が優しくて、余計に二度寝を誘う。
ほとけ
ほとけ
いふ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
いふ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
いふ
いふ
ほとけ
ほとけ
いふ
ほとけ
両腕を広げるほとけの背に手をまわす。
俺の腕の中にすっぽりおさまるサイズ感やほのかに伝わる体温、ほとけの甘い匂い。
その全てが愛おしい。
ほとけ
ほとけ
いふ
ほとけ
いふ
いふ
ほとけ
鼻をくすぐる甘い匂いを感じながら、愛する恋人と朝食を摂る。
なんと優雅な朝なのだろう。
普段は早起きが苦手なほとけと朝に顔を合わせることはない。
けどあるときから1週間で1番憂鬱な月曜の朝を少しでも楽しみにできるようにと、頑張って早起きして朝ごはんを作ってくれるようになった。
前まではパンケーキも真っ黒だったのに、今では綺麗な狐色だ。
ほとけ
ほとけ
いふ
いふ
ほとけ
あれでも普段よりははやく起きれていたらしく出勤までに時間がある
ソファーに座り、ボーっとしながらニュースを眺めているとほとけが隣に座ってきた。
ほとけ
いふ
ほとけ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
ほとけ
ほとけ
いふ
いふ
ほとけ
いふ
いふ
ほとけ
ほとけからの「好き」の言葉1つでこんなにも幸せな気持ちになれる。
底抜けの明るさを感じさせる可愛らしい笑顔も、抱きしめ返してくれる腕の力も、全てが愛しい。
これらの感情を教えてくれたのは、全てほとけ。
ほとけと出会えたことを改めて感謝しながらも、もっと触れたいという欲が湧いてきた。
いふ
ほとけ
ほとけ
そっと頬に手を添え、そのまま顔を近づけるとほとけは静かに目を閉じた。
その仕草に愛おしさを感じながらも、俺の唇をほとけのそれにそっと重ねた。
end
コメント
5件
こういう朝の話だぁぁぁいすき(((( まじ青水てぇてぇな