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#青春したかった No.2

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#青春したかった No.2

1 - #青春したかった No.2

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2019年06月06日

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ザワザワ

ガヤガヤガヤ

ここは私立英蘭高校の校門前

私立英蘭高校に入学が決まった新入生達が、自分のクラスを確認するために一斉に掲示板に集まっている

これから始まる高校生活に期待を膨らませている者もいれば、心做しか暗い顔をしている者もいる

柚稀

あー、最悪

柚稀

あの人が一斉に集まってる感じ、入試を思い出した

柚稀

えっと、あたしは何組なんだろ

柚稀

確認しなきゃ

めいっぱい、背伸びをして自分のクラスを確認しようとするが、平均身長もない背では同級生たちの中に埋もれるに決まっている

柚稀

はー

柚稀

しばらく待つかー

5分後

柚稀

んー、10組ー

柚稀

10組ってどこなんだろ

柚稀

確か他のクラスとは校舎が違うって聞いたけど

柚稀

綺麗な方だといいなー

萌佳

あのー、10組ってどこにあるんですかー?

柚稀

えっ?

先生

あー、君10組ー?

先生

10組はなー、あそこを突き当りに行って右だ

先生

少しほかのクラスの生徒とは離れてるから難しいよな

萌佳

わかりました!

萌佳

ありがとうございますー!

柚稀

あっ、あの子も10組なんだ

柚稀

誰かに聞くのも恥ずかしいし、ついてってみるか

しばらく、その子の後をついていくと·····

萌佳

··········

柚稀

どうしたの、急に止まったて?

萌佳

いや、突き当たり右ってさ、この階段上るのかな?

柚稀

えー、わかんないなー

皆10組ー??

柚稀

うんー

萌佳

貴方も10組?

うん!

ってか、わかんなくない?

この階段上んの?

萌佳

よくわからないんだよねー

柚稀

とりあえず、上ってみようよ

んー!

階段を上ってしばらく歩いたところにある10組というプレート

柚稀

あそこか

ガラガラガラ

教室の扉を開け、これから3年間1緒に過ごすであろう同級生たちとの出会いに少しの期待を持ちながら、私は教室に足を踏み入れた

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