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本当は
いけないことだって分かってた
でも
気づいた頃にはもう遅かった
え?なぜって?
だってその時には既に
"あの人"の虜になっていたから……
亮平
伊月
伊月
亮平
亮平
伊月
あぁ、また亮平に嘘をついてしまった
そんな罪悪感にかられながらも
私は"あの人"の元へ向かった
指定された場所へ行くと、あの人が壁にもたれかかって待っていた
蓮
伊月
蓮
伊月
蓮
蓮
ギュッ…
蓮
伊月
伊月
伊月
蓮
そう、私は亮平の幼なじみである蓮と浮気している
まさか、理由もなしに浮気なんてしない
……少し長くなるけど、いい?
それは、1ヶ月前のこと……
蓮
伊月
伊月
蓮
蓮
伊月
蓮
伊月
伊月
蓮
蓮
伊月
蓮
蓮
伊月
蓮
伊月
蓮
伊月
伊月
伊月
蓮
伊月
亮平
伊月
蓮
伊月
亮平
亮平
伊月
伊月
蓮
伊月
蓮
伊月
蓮
蓮
伊月
信じてた亮平に嘘をつかれた
その事実が、私の心に重くのしかかる
蓮
蓮
伊月
蓮
伊月
伊月
伊月
蓮
蓮
伊月
蓮
蓮
伊月
蓮
蓮
伊月
蓮
ギュッ
蓮
蓮くんに告白されたあの日から
私は亮平の言うことが信じられなくなっていた。
でも
亮平のあの笑顔を見ると
どうしても、亮平のことが嫌いになれない。
そんなこんなで1ヶ月
まだ私は亮平と付き合っている。
蓮
蓮
伊月
伊月
蓮
蓮
伊月
蓮
伊月
伊月
蓮
……………
蓮
伊月
蓮
伊月
蓮
蓮
伊月
蓮
伊月
蓮
伊月
伊月
伊月
蓮
全く後悔がない
そう言ったら嘘になるけど、
今は、蓮くんへの気持ちの方が大きい。
だから私は
1年記念の日に
亮平に別れを告げようと決めた。
亮平
伊月
伊月
亮平
亮平
伊月
亮平
伊月
今日は、蓮くんに用事があって、一緒に帰れなかった。
だから、亮平と帰ることにした。
いつも通り振舞っていたつもりだけど、気まずさが出てたみたい。
亮平の顔が一瞬だけ暗くなったのを私は見逃さなかった。
そこで、私は1年記念日のデートのことを伝えた。
亮平はとても喜んで、早速計画を立てようとしていた。
そんな亮平を見てると
なぜか、とても胸が苦しくなった。
付き合って1年記念日
伊月
亮平
伊月
伊月
亮平
亮平
伊月
亮平
伊月
亮平
亮平
伊月
今日が最後だと思うと、嬉しいのか寂しいのか分からなくなる。
でも、どっちみち今日が最後なんだ。
私は、精一杯楽しもうと思った。
あっという間に時間が過ぎ、
気がつけば、辺り一面がイルミネーションでキラキラと輝いていた。
"もうすぐでこの時間も終わる"
そう実感させられるかのように……
伊月
亮平
亮平は、さっきから何かを言いたそうにしている。
でも、ここでそれを聞いたら
別れを告げることができなくなってしまうと思い、
伊月
と、彼の名を呼んだ。
亮平
伊月
私は、亮平の手を引いて人気のない海沿いへ向かった。
伊月
伊月
伊月
亮平は、まるで私がこう言うと分かっていたかのように冷静だった。
冷静ではあったけど、目の奥に寂しさを感じた。
伊月
伊月
伊月
理由も分からず涙が出てくる。
なんで、なんで泣いてるの?
これから本当に好きだった人と結ばれるのに……
伊月
伊月
ごめんね、亮平。
せっかくの1年記念台無しにして。
でも、
もう、信じられないの。
あなたの事が。
亮平
………………………
伊月
そう言い残して、
私はその場を去った。
亮平から聞いた最後の言葉
"ごめんね"なんて
そんなこと言わないでよ……
こっちまで悲しくなるから………
ひなの
ひなの
伊月
ひなの
伊月
ひなの
ひなの
ひなの
ひなの
伊月
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