美味しいお菓子

金木家

次の日

金木家

金木はクッキーを全て平らげた。

次の日

金木家

その日の夜。金木は目が覚めて結衣に「また作ってよ」とメールを送った。

「青い材料」の事を聞き忘れたまま。

結衣は「勿論です！気に入ってくれたんですね！先輩大好き！」

金木はそれを見て「俺も」と送ったが結衣から返事は来なかった。きっと、お菓子を作っているんだろう、そう解釈した。そのまま二度寝に入った。

次の日

次の日

金木は毎日貰って食べ、それを見て結衣は毎日お菓子を作っていた。

毎日くれるお菓子の中には必ず青い材料が入っていた。そして、食べた後直後に腹痛や頭痛がしていた。

結衣の笑顔に金木はいつになっても「青い材料」の事が聞けなかった。理由も分からないまま。

金木は青い材料が怖くなってお菓子を貰わない口実を作った

金木家

金木は言われた通りお菓子を全て食べた。なんの恐怖感も持たずに。

急に、金木の体全体に痛みが走った

金木の口からいっぱいの青い材料が出てきた。