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咲夜
何故、私の名を知っている…？
レミリア
それは、貴方をずっと見ていたから。
レミリア
暇ねぇ…
レミリア
とても暇だわ。
レミリア
パチェは、魔法の研究だし…
レミリア
美鈴は、門番だし…
レミリア
何か面白いことはないかしら？
レミリア
あら、そういえば。
レミリア
此処らへん、吸血鬼ハンターが出たらしいわね。
レミリア
行ってみましょうか。
レミリア
あれは…
レミリア
親子ね。仲良さそう。
咲夜
ママ、この本ね。吸血鬼のってるよ！
咲夜
あのね、吸血鬼と人間が仲良くしてるの！
咲夜
私も吸血鬼と仲良くなりたい！
レミリア
あら…嬉しいこと言ってくれるわね。
レミリア
会いに行ってみようかしら。
咲夜の母
駄目よ！
咲夜の母
吸血鬼は、人間を吸う醜い化け物なの！
咲夜の母
そんな奴らと仲良くなれる訳がないわ！
咲夜の母
咲夜、私は吸血鬼ハンターだからね、吸血鬼を殺さなければならないの。
咲夜の母
だから、仲良くなれないわ。
咲夜
そっか…
レミリア
子供を悲しませるなんて、親失格ね。
レミリア
それに、言ってくれるじゃない…
レミリア
吸血鬼に襲われても知らないわ。
レミリア
子供の方は、助けてあげるけれど…
レミリア
それじゃあ、さよなら。
レミリア
愚かな人間…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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