コメント
2件
好きです
アマネ
アマネ
アマネ
アマネ
アマネ
アマネ
アマネ
太宰
太宰
太宰
太宰
重い足をなんとか前の方に進めながらそんなことを考えていると
太宰
なんだか後ろの方から誰かに見られているような気がした
とっさに振り向くが、誰もいない
太宰
ドアの前に立つと呼吸が荒くなったのがわかった 怖い
なんとか呼吸を整える
ガチャ…
太宰
太宰母
ちょうど廊下を通ったところだったらしい 目があったが無視される
太宰
太宰
太宰父
太宰父
ビクッ 気持ちの悪い笑顔に怯える
太宰
太宰
ー僕はこの男に虐待を受けている
なにか気に入らないことがあれば、すぐ手を上げる
かといって血の繋がった実の父親ではなく、母の再婚相手だった
実の父親の話はほとんど聞いたことがないが、母はいつもあの男のいいなりだった
手を上げることはしないが、僕のことを庇ったりしてくれた記憶がほとんどない
太宰
太宰父
太宰
太宰父
太宰
太宰
太宰
太宰父
太宰父
太宰
ボスッ ベットにバックを放り投げ、飛び込む
太宰
太宰
太宰
あんな目に遭うとはこの時は考えていなかった
太宰
太宰父
太宰
僕は今、猛烈に後悔していた
ここは、あまり子供が来ては行けない所だ 同級生が話しているのを聞いたことがある
太宰
嫌だ、っていう一言も僕には言える勇気がなかった
スーツ姿の男性
太宰父
太宰
40代前半くらいの体格のよい男性が声をかけてきた
スーツ姿の男性
スーツ姿の男性
太宰父
太宰
鈍感だ、とバカにされてきた僕でもわかる
逃げろ、と警報が頭の中で鳴り響いている
太宰
スーツ姿の男性
スーツ姿の男性
ぐいっと肩を抱き寄せられた
太宰
太宰
スーツ姿の男性
太宰父
スーツ姿の男性
親しげに話す2人を見上げながら頭の中で必死に今の状況を理解しようとした
抱き寄せてきた男が出てきたのはー
太宰父
スーツ姿の男性
太宰
太宰父
スーツ姿の男性
太宰
太宰父
太宰
スーツ姿の男性
ほぼ支えられるようにして僕は男につられてドアを通った
いくら、邪魔な存在だったからって
いくら、金がほしいからって
だからってー
僕は父親に売られたのだと理解した
……
許せない、許さない
アマネ
アマネ
アマネ
アマネ
アマネ
アマネ
スーツ姿の男性
スーツ姿の男性
固まって動かなくなってしまった太宰君の手を引いて誘導する
スーツ姿の男性
スーツ姿の男性
ところどころ見える打撲のあとや切り傷が痛々しい
スーツ姿の男性
スーツ姿の男性
きれいな形をした手を引いてベットに誘導する
スーツ姿の男性
スーツ姿の男性
気づけばベットに寝そべっていた
スーツ姿の男性
こちらを見下ろす太宰君をベットに思い切り引き寄せ覆い被さるようにする
太宰
スーツ姿の男性
背中に腕が回される
スーツ姿の男性
太宰
彼の目は闇のように黒かったー
中也
国木田
中也
国木田
俺は最近気になっていたことを話した
あいつはいつも舐めきった態度のくせに頭がいいから、いつもいらいらしていたが
国木田
中也
中也
国木田
国木田
中也
国木田
国木田
国木田
中也
あいつの笑顔が頭から離れなかったー
アマネ
アマネ
アマネ
アマネ