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言われて嫌な言葉は何ですか?
僕の忘れられない人
名前は佐都未くん
付き合った期間は、約2年半
3年前の今日
僕は佐都未くんと付き合った
初めてのデート
初めてのキス
時には
奈那くんと慈恵留くんを混ぜた 4人で遊んだりもした
悲しい時は佐都未くんの胸で泣いた
佐都未くんが居たから僕は笑えた
佐都未くんが居なきゃ生きていけない
それほど大切な存在だったのだ
琥狼
佐都未
佐都未
何度もそう言ってくれた
でも
高1の夏休み前
佐都未くんからの別れの電話
佐都未
誰かに殴られたような痛み
突然で頭の中は真っ白
何も言葉が出なかった
今までの事は全て嘘のような
そんな佐都未くんからの言葉
優しい言葉なんてなくて
僕は泣すがることも出来ず
電話を切った
返事だって、したか覚えていない
ただ、もう
いっそ人形になりたかった
感情も涙もない ただの人形に
それから暫くは空を
ボーッと眺めるだけの日々が続いた
いくら電話をしてもLINEをしても
佐都未くんからの返事はなくて
僕は" 捨てられた "んだ
そう実感した
僕は生きてるのかタヒんでいるのかも 分からなくて、
でも、
元気出さなきゃって思えたのは
奈那くんと慈恵留くん、
そして家族のおかげだ
こんな僕でも
見捨てずに心配してくれたんだ
佐都未くんの事を
忘れる方法も
諦める方法も
何も分からなかった
僕はスマホで最近よく聞く
自分と同い歳らしい青年の曲を流した
その青年はよく
失恋ソングを作っていたりするので
今の僕の気分にぴったりだ
イヤホンで曲を流しながら
僕は目を瞑り空に手を伸ばした
琥狼
その時、僕は突然
後ろに引っ張られたのだった…
何となくサボりたくなって
僕は屋上に来た
僕はよく屋上でサボっては 歌を作ったりしている
今日もそうしようとしていたのだ
ただ、その予定を狂わす人が1人
その男子生徒は
目立つけれど綺麗な青髪で
フェンスの向こう
今にも落ちそうなその場所で
空に手を伸ばし鼻歌を歌っていた
琉優斗
琉優斗
僕は
確か青日 琥狼さんだったかな…
と思いながら彼を引き寄せた
琥狼
え、、この人、、、
琥狼
僕は黄吹くんに
抱き締められていた
一瞬間違って
下に落ちたのかって焦ったのに…
そして気づいた
僕はまだ
この世界で生きたいのだと
息をしていたいんだと
琉優斗
黄吹くんの怒鳴り声に耳が痛い…
あまりの大きな声に驚いて目を瞑る
琉優斗
琥狼
死のうとしてないし…てか
人の作った曲聴…人の作った!?
琉優斗
琉優斗
僕は凄く怒鳴りつけられた…
琥狼
琉優斗
琥狼
黄吹くんに
抱き締められた状態では
気まずいし少し恥ずかしい
琉優斗
琥狼
なんか勘違いされてそうだけど
適当に返しとくか
琉優斗
僕は青日君を持ち上げて
柵の内側に下ろす
琉優斗
勘違い…だけどね?
琉優斗
黄吹くんは僕の隣に正座した
黄吹くんはいつも
サボったり寝てたりするのに
テストはいつも学年1位
このいちご学園の生徒会長で
仕事だけはしっかりやるらしい
11月にあった文化祭の企画では
かっこいい人、 彼氏にしたい人の2つの
ランキングで 見事一位を獲得している
いわゆるモテ男だ
名前は黄吹 琉優斗という
こんなかっこいい人には興味無い
僕には釣り合わないから
同じクラスだけど、ほとんど話さない
というか最早見かけない程だ
琥狼
琉優斗
琥狼
琉優斗
琥狼
琉優斗
琥狼
僕はニコッっと笑って見せた
なんだ…僕笑えるじゃん…!
琉優斗
琉優斗
琉優斗
確かに
黄吹くんが焦ったのも分かる
僕だって他人がそうしてたら
飛び降りちゃうんじゃないか…
って思うし
琥狼
琉優斗
琥狼
僕は思わず 青日くんの目を見つめて黙る
琥狼
琉優斗
はいっ
今回はお知らせ付きなので
少し短めです!
で、お知らせと言うのが
2日連続で出した雑談…
見れた人います?
自分はなんか見れなくて…
という事で一応書きます!
フォロワーさん
100人ありがとうございます!
企画募集したところ
質問企画は?と言われたので
質問大募集します!
もちろんストーリーのリクエストも 沢山待ってます!
よろしくね!
おつひめ!