テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
2月14日、午後3時
🇫🇷
🇬🇧
イギリスは警戒した声を出す
🇬🇧
🇫🇷
🇬🇧
🇫🇷
🇬🇧
フランスが連れてきたのは 小さなギャラリー
今日はフランスの知り合いが 展示をしている日だから見に来た…
というのは本当ではあるが ただの口実のためでもある
🇬🇧
🇫🇷
🇫🇷
🇬🇧
🇫🇷
白い壁に並ぶ作品。 イギリスは静かに見て回る
🇬🇧
🇫🇷
🇬🇧
🇬🇧
🇬🇧
最後の一角で、イギリスの足が止まった
そこにあるのは 作者の名前が書いていないキャンバス
淡い色合い。 曖昧な背景。 そして中央には、丸いシルエット
🇬🇧
🇫🇷
イギリスは数秒見つめ、気づく
🇬🇧
🇫🇷
🇬🇧
🇫🇷
はっきり描いていない。色も形も抽象的
けれど、分かる
🇬🇧
🇫🇷
🇬🇧
🇫🇷
フランスがイギリスの隣に立つ
🇫🇷
それがフランス流バレンタイン
🇫🇷
イギリスは黙る
🇬🇧
🇬🇧
🇫🇷
🇫🇷
しばらく沈黙が続く
この沈黙を破ったのがイギリスだった
🇬🇧
🇫🇷
🇬🇧
🇫🇷
フランスは軽く笑う
🇫🇷
🇫🇷
🇫🇷
イギリスが視線を逸らす
🇬🇧
🇫🇷
🇬🇧
けれど声は柔らかい
イギリスは少し迷ってから コートの内側から封筒を出した
🇬🇧
🇫🇷
🇬🇧
🇫🇷
🇫🇷
🇬🇧
🇫🇷
封筒を開き、中を見る
短い文章。端正な文字
あなたが描く世界に私がいることを 心底誇りに思っています
🇫🇷
🇬🇧
フランスはイギリスに視線を戻す
少し頬が赤くなっているのが見てとれた
一歩近づいて、そっと頭部に触れた
ゆっくり、包むように撫でる
🇫🇷
🇬🇧
🇫🇷
🇬🇧
🇫🇷
🇬🇧
🇬🇧
少し言うのを躊躇ってから 決心ついたように言う
🇬🇧
フランスは少し目を細める
🇫🇷
🇬🇧
🇫🇷
🇬🇧
🇬🇧
イギリスはフランスに優しく抱きつく
🇬🇧
🇫🇷