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天使になりたい僕たち

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天使になりたい僕たち

13 - 🕊𓂃 𓈒𓏸◌11:欠けた心臓

♥

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2025年10月14日

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目を覚ましたのに、胸の奥が冷たい。 きっと、何かを置き忘れてきたんだ。

作者

ak視点

保健室。 カーテンの隙間から射す朝日が、 あっきぃの瞼を照らしていた。 ゆっくりと目を開ける。 白い天井。 そして、すぐ横で眠っているまぜちの姿。

ak

…ここどこだ……?

tg

気づいた?

声の主は、ベッドの端に座っていたちぐだった。 彼の目の下には、深いクマ。 きっと、ずっと眠らずに看病していたのだろう。

ak

ちぐちゃん…俺、何してたんだっけ…

tg

欠片の同化!…覚えてない?

ak

かけら?

あっきぃの表情が少し曇る。 その瞬間、彼の心の奥に、何か“光の断片”が弾けた。 まぜちの声だ。 “俺はお前の心を守るから。” 胸の奥が、きゅっと締めつけられる。 でも、それが誰の言葉だったのか、思い出せない。

ak

…なんか、変だな

tg

なにが?

ak

俺、夢を見てた気がする。でも……そこにいた“誰か”の顔が、思い出せないんだ。

ちぐの瞳が揺れた。 “誰か” その誰かは、まぜ太に決まっている。 でも、あっきぃの記憶からは、まぜ太に関する“色”がごっそり抜け落ちていた。

数時間後。 まぜ太が目を覚ました。 その瞬間、あっきぃと目が合う。

ak

おはよ

mz

…あっきぃ!起きたの!?

ak

うん…でも、ごめん。まぜちの事、あんまり思い出せないッ

まぜ太の笑顔が、一瞬止まった。 ちぐは二人の間に流れる沈黙を見ていられず、そっと口を開いた。

tg

それ、欠片の“副作用”だよ。誰かを守った代わりに、誰かを忘れる。多分、あっきぃがまぜ太を守ったんだ。

mz

そんなの、いやだよ…

ak

でも、心は覚えてる。
“守りたい”って気持ちだけは、消えなかった。

その言葉に、まぜ太の目から涙が零れた。 ちぐちゃんは、二人の手が再び触れそうになるのを見て、静かに保健室を出た。

廊下。 ちぐちゃんは胸元の欠片を見つめながら、小さく呟いた。

tg

あっきぃがまぜ太を守った。じゃあ、僕は……何を守れるんだろう。

その瞬間、欠片の光が“黒”に濁った。 まるで、何かが彼の心の中に入り込むように。

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続きワクワク!お〜tgちゃん

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