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緑茶は飲めないが紅茶は飲める
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コノハ
頭上から響いたのは、 コノハの声だった。
続けて、女王アリア、 その他数十名の妖精たちが、 この戦場に到着した。
女王
トト
ララ
トト
女王
コノハ
この二人になら任せられると、 双子は力強く頷いた。
トト
ララ
双子は一直線にカメ軍団のボス、 ザーラの元へと向かうのだった。
一方日菜は、 防御魔法でどうにか耐えている間、 また不思議な力を感じていた。
日菜
コノハ
コノハが日菜の元へ駆けつける。
コノハ
日菜
コノハ
日菜
少しずつ戦況は、 カメ軍団が有利だったものから、 妖精たちが有利な方向へと傾き始めていた。
戦場ではほとんどのカメが倒され、 残りはザーラのみ。
トト
ザーラ
ララ
トト
ザーラ
トト
トトの先制攻撃、 圧縮した水に高速回転をかけて飛ばす。
直撃したものの、 煙が晴れた先には無傷のザーラが座っていた。
ザーラ
悔しそうなトトの後ろから、 ララが叫ぶ。
ララ
ザーラが作り出した防御に若干食い込んだものの、 しばらくして弾き返されてしまった。
トト
ザーラ
ザーラはグラウンドに避難していた人間たちに向かって、 巨大な火の玉を投げつけた。
トト
ララ
慌てる双子は火の玉を攻撃するが、 全く消える様子がない。
火の玉は刻一刻と、 人間たちへと近づいていた。
地上から見届けていた日菜の心に、 怒りと正義感が沸き上がる。
日菜の瞳と髪色は水色へと変化し、 周りの気温が急激に下がっていく。
日菜
氷の波動と共に日菜の衣装は水色に包まれる。
瞬時にグラウンド上空に移動した日菜、 火の玉に向けて魔法を放つ。
日菜
その言葉と共に、 一瞬にして火の玉が凍り、 日菜が触れるとその場で静かに砕け散った。
日菜はすぐにザーラの目の前へと、 一瞬で移動する。
その威圧感に、 ザーラは少し困惑していた。
ザーラ
日菜は何も言わず、 強固な防御に触れる。
その防御は氷に侵食されるように、 徐々に凍っていく。
ザーラ
防御が完全に凍り付いた時、 日菜はそこから手を放した。
日菜
日菜が指を鳴らすと、 防御は簡単に崩れ落ちた。
ザーラ
防御が壊され、 ザーラは恐怖心に苛まれる。
日菜
日菜はザーラに手を伸ばす。
ザーラ
恐怖に屈したと思われたザーラだったが、 次の瞬間には表情を変え、 口を大きく開けた。
ザーラ
日菜は至近距離で、 ザーラが口から吐き出した炎を浴びてしまった。
辺りが蒸気で包まれる。
蒸気は晴れ、 無傷の日菜が、 そこには浮かんでいた。
ザーラ
日菜
日菜は容赦なくザーラに触れる。
ザーラ
日菜
一気に魔力を流し込まれたザーラの体が一瞬で凍る。
日菜
凍ったザーラが跡形もなく砕け散った。
そして日菜は元の姿に戻り、 気を失って真っ逆さまに落ちていく。
トト
トトが日菜を助け、 腕に抱きかかえる。
トト
日菜
日菜は疲れて寝ているだけだった。
トト
トトは日菜を抱きかかえながら地上へと降りた。
ララもそれに続いて地上へ降りる。
女王
駆けつけた女王は、 日菜の様子を見るなり安心した。
コノハも胸をさっと撫でおろす。
トト
女王
女王はグラウンド上空へと向かい、 集まっている人間たちに魔法をかけた。
女王は人間たちの記憶から、 妖精に関することだけを消し去った。
トト
ララ
コノハとララは転移魔法でその場を後に、 女王が事を終えて戻ってくると、 援軍を連れて妖精界へと戻っていった。
トト
トトは寝ている日菜に魔法をかけ、 人間の姿へと変える。
「櫻井さーん!」
グラウンドに日菜がいないことに気づいた教員が、 日菜を探しに校庭まで来ていた。
トト
日菜の額にそっとキスをしたトトは、 その場を立ち去った。
魔女が生み出した魔物、 ザーラとの戦いは、 妖精の勝利で無事に幕を閉じたのだった。