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颯
どこかの島で生まれ、住民は父と母と颯だけ。
颯のお母さん
颯のお父さん
父は普通に優しい。母は魔法というものが使える。
颯
そんな奇妙な生い立ちをしている颯は、今日初めてこの島の外に出ることとなった。
颯のお母さん
颯のお父さん
颯
そう言うと颯は全速力で泳ぎ始めた。
颯のお母さん
颯
颯のお母さん
颯
颯のお母さん
颯
颯のお父さん
颯のお母さん
颯の体は輝き始め、やがて消えた。
颯
颯は周りの光景に驚いた。なぜなら意味のわからない物体がたくさんあるからだ。
颯
何をしていいかも分からず、しばらくそこら辺を歩き回った。
気づけば夜になっていた。
颯
颯は座って空を見上げるも、いつも見えていた星は少ししか見えず、月をぼんやりと見つめる。
颯
魔物
颯
魔物
魔物は容赦なく颯に襲いかかってきた。
颯
なんとか魔物の攻撃を躱しながら逃げる。
だが恐怖で足が思うように動かず、転んでしまった。
颯
人生の終わりを悟った時、もう魔物は凍りついていた。
背後から氷の魔法が飛んできたようだ。
???
颯
怒涛の展開に颯の脳はオーバーヒートし、その場に倒れ込んだ。
???
颯
気づくと颯は見知らぬ場所にいた。
こんなふかふかのベッドで寝たことがなく、ずっとここにいたいと思ったが、昨日のことを思い出す。
颯
あの時助けてくれた人はこの部屋にいないようだった。
あの人は魔法を使っていた。しかも凄く強い。颯は思った、あの人に弟子入りしたいと…
颯
???
部屋から出るとコーヒーを飲んでいるあの人がいた。
???
颯
???
颯
颯は下手な説明をした。
???
???
颯
???
颯
???
颯
???
颯
???
颯
???
颯
なぜかカフェで働くことになってしまった。
???
ネモ
颯
ネモ
颯
ネモ
颯
颯
ネモ
ネモ
颯
ネモ
颯
ネモ
颯
ネモ
ネモ
颯
ネモ
颯
少し目の前に弱い風が現れる程度だった。
颯
ネモ
ネモ
ネモ
ネモ
颯
ネモ
ネモ
ネモ
ネモ
颯
ネモ
ネモ
颯
ネモ
ネモ
颯
ネモ
ネモ
ネモ
ネモ
颯
ネモ
ネモ
颯
ネモ
ネモ
颯
颯
ネモ
颯
かなり不安を感じながらも、人が来るのを待った。
………
ぐうううぅううと、静かな空間に音が響いた…
颯
ネモ
ネモ
颯
ネモ
そう言うと魔法で器用にカレーを作り始めた。
颯
ネモ
颯
その時、扉が開いた。
???
颯
ネモ
突然可愛い女の子が来てかなり戸惑っている。か、かわいい!!
ネモ
颯
???
颯
ネモ
ネモ
可愛い女の子が隣に座ってきた。
???
颯
鼻血を垂らしながらその子を見てみると頭の上に変な輪っかが浮かんでいる。
母さんから聞いた天使ってやつに似てる…でも天使って羽付いてるよな…
???
颯
???
天使ちゃん
天使ちゃん
颯
ネモ
ティッシュを持ってきてくれたネモは興味深そうに話をする。
颯
天使ちゃん
天使ちゃん
ネモ
ティッシュを鼻に詰めながら現実味のない話は続いている。
島の外ってこんなにすごいやつらがいるのか……と思っていたが、ただこの周辺がおかしいだけなのかもしれない。
天使ちゃん
颯
天使ちゃん
天使ちゃん
ネモ
天使ちゃん
颯
颯
ネモ
天使ちゃん
天使ちゃん
天使ちゃんは可愛すぎる困り顔を見せつけた。
颯
鼻血はティッシュを貫通し、盛大な血祭りパーティをあげた。
ネモ
天使ちゃん
颯
ネモ
ネモはまた魔法でカレーを作る。
天使ちゃん
颯
ネモ
ネモ
天使ちゃん
颯
ネモ
颯
天使ちゃん
ネモ
ネモ
颯
ネモ
出てきたのは見るからに毒々しい見た目をした匂いも色んなものが不協和音を奏でる悪魔のようなカレーだった。
颯
ネモ
天使ちゃん
勇気を出し、危険信号を出しまくる脳に抗い震える手でスプーンを握り、その地獄の沼を掬う。そしてそれを…口に入れた。
颯
これは…食べてはいけないものだ…
颯
ネモ
天使ちゃん
俺は気を失った。
颯
目覚めと同時にあのカレーの残り香が襲う、今思い出すだけでも恐ろしい。
颯
颯
だが奇妙なことに家には人の気配が全くしない。その代わり、外からは危険な気配がある。
颯
ネモ
天使ちゃん
グリーンピースの魔物
グリーンピースの魔物
そこには喋るやばそうな魔物がいた。肉体は鍛えられていて、圧倒的なパワーで2人をねじ伏せていた。
颯
ネモ
グリーンピースの魔物
振りかざされた大きな拳をギリギリで避け、ネモは巨大な氷でグリーンピースの魔物を固めた。
だがそれもすぐに粉々に砕け散ってしまった。
グリーンピースの魔物
ネモは魔法を放った隙を狙われ、重い一撃を食らってしまった。
ネモ
ネモはもう動ける状態じゃない。気を失い、倒れている。
グリーンピースの魔物
天使ちゃん
颯は足がすくみ目を丸くして、ただ見ることしか出来なかった。
颯
颯
そう颯が強い思いを持つと、足に風を纏ったように素早く天使ちゃんの元まで行くことができた。
グリーンピースの魔物
颯
天使ちゃん
颯
グリーンピースの魔物
グリーンピースの魔物
颯
颯
突然、グリーンピースの魔物は氷に包まれた。
颯
ネモ
そこには角と尻尾が生えたネモがいた。ドラゴンのようなその容姿に颯は動揺を抑えきれない。
颯
天使ちゃん
ネモ
ネモ
やっと氷にヒビが入ってきて、割れた衝動で四方八方に氷の欠片が飛び散る。
グリーンピースの魔物
その氷の破片は標準を合わせるように空中で止まり、グリーンピースの魔物に刺さるよう、鋭利な方を向けた。それが一斉に発射される。
ネモ
グリーンピースの魔物
ネモ
ネモ
ネモ
グリーンピースの魔物
颯
ネモ
グリーンピースの魔物
ネモ
ネモ
グリーンピースの魔物
グリーンピースの魔物は逃げようとしたが、もう既に逃げられないよう足には硬い氷が地面とくっ付いていた。
ネモ
グリーンピースの魔物
ネモ
ネモの黒き斧はグリーンピースの魔物の首を貫き、魔物は塵になって消えていった。
ネモ
颯
颯
颯
ネモ
ネモ
ネモ
ネモの表情は苦しそうだ。
颯
天使ちゃん
ネモ
颯
颯