TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

❛短編ホラー❜まとめ

一覧ページ

「❛短編ホラー❜まとめ」のメインビジュアル

❛短編ホラー❜まとめ

1 - ❛デリバリーバイト❜短編ホラー

2020年06月26日

シェアするシェアする
報告する

翔吾(しょうご)

これは、俺がファミレスのバイトをしていた時に体験した話です。

翔吾(しょうご)

先輩ーデリバリー行ってきます

雪菜先輩(ゆきなセンパイ)

はーい

俺のファミレスは デリバリーをやっていますが

スタッフの間で『要注意』 の 配達先があります

10F建ての公団住宅で いかにも昔の団地といった 風情の建物です

実は知る人ぞ知る心霊スポット 屋上に簡単に侵入出来たから 飛び降り自殺が集中してしまった

そしてついに屋上は 現状に施錠されてしまった

翔吾(しょうご)

今何時だ?…もう22時か、
そろそろバイトが終わり時間だな

翔吾(しょうご)

ん…ここか

翔吾(しょうご)

ひぇ〜雰囲気あるなぁ

翔吾(しょうご)

2Fと8Fか

翔吾(しょうご)

よし終わった〜〜

翔吾(しょうご)

エレベーターあってよかった♪

帰りのエレベータを待っていたが…一向にのぼってこない

ランプは1Fに止まったまま 動く気配がありません

翔吾(しょうご)

え…まじ?

翔吾(しょうご)

壊れたか…?いやぁ…まさかねぇ…

10分ほど待ってはみたが 諦めて外階段で降りることにした

翔吾(しょうご)

しょうがないよね…うん

最初は普通に降りていたが 6Fになると強烈な違和感を感じた

翔吾(しょうご)

なにか…いる?

今日はスニーカーだから 靴音は小さいはずなのに 妙に音が響くんです

翔吾(しょうご)

靴の音?…誰かいる?

自分の足音と少しずれたテンポでもう一つ足音が聞こえた

人が来た音はしなかったし 人の姿はどこにもありません

翔吾(しょうご)

気のせい…だよな

翔吾(しょうご)

早くバイト終わって家に帰ろう!

そうして早足になると、 自分の足音も大きくなるが 次第に謎の足音も ハッキリと聞こえる

翔吾(しょうご)

誰だよ…誰かいるんだろ…?

スニーカーではない固い足音が カン、カン、カン…と すぐ隣で響いている

翔吾(しょうご)

あっ…うぁっ…

パニックになりつつ とにかく早足で 何とか下までたどり着いた

最後の一段を 駆け降りようとした…その時です…

────

ネwぇn…どぅgしfjてイっチjャうolの?

翔吾(しょうご)

っ……!!!

はっきりと足音を響かせ 目に見えない『誰か』が… 自分の隣にいました

翔吾(しょうご)

自分がはっきりと体験したのはその時だけです

翔吾(しょうご)

未だにスタッフの間では
廊下で見た、エレベータで見た、
声を聴いた…と

翔吾(しょうご)

体験談が後をたちません

❛短編ホラー❜まとめ

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚