黒執事×我々だ

朝…

そう言いながらカップに紅茶をいれる

まだ眠いという風に坊ちゃんは欠伸をしながら答える

坊ちゃんの着替えを手伝いながら答える

昼…

今は坊ちゃんの予定をかけて勝負中

相手がそろそろ攻撃してきますね

手袋を軽くはめ直しカウンターをする

相手の方に手を払いながら振り返る

そう言い、坊ちゃんの方に向き直る

坊ちゃんは舌打ちをしながらも頷く

エーミールさんが助け船を出す

まあ、良いですかね

使用人たちの声が聞こえてくる

またサボりですか

その言葉ににっこりとして返す

そう言ってレモネードを差し出される

聞こえてしまったものは仕方ない

坊ちゃんの言葉通りにイッキに飲む

エーミールさんがなにか言いかけたが

坊ちゃんがそれを視線で制す

それより…

グラスを置きながら話し出す

わかりやすく使用人達の顔色が変わる

皆が慌てて仕事場に戻る

確かにそうなのかもしれませんね

なんでしょう、かっこの中になにか見えたような

この人、こういう方面に対しては常識が砕け散ってますね

頭の回りに花が咲いてそうな笑顔で首をかしげる

バイルナ❗️