一覧ページ

余命宣告された彼と彼女の話

第7話 - 喧嘩

2025年02月13日

#恋愛

#恋愛物語

#恋愛同級生

#恋愛系

#余命

#余命宣告された彼女と彼の物語

夜羅

冴宮

うっ

冴宮

なんか、、、頭がクラクラするな、、、

冴宮

まぁ仕方ないよな

冴宮

もう1週間切ってるんだもん

冴宮

無理しないように頑張らなきゃな、、、

冴宮

世羅に迷惑かけたら駄目だしね

冴宮

世羅が心配するだろうし

冴宮

まぁ最終的には言わないといけないけど、、、

冴宮

はぁああああ

世羅

おはよ

世羅

朝から溜息？

冴宮

あ、

冴宮

寝不足なんだよ

世羅

ちゃんと寝てください？

冴宮

分かってるよ

冴宮

えっと、今は、、、

冴宮

10時か

世羅

かなり寝てたね

世羅

疲れてたんだろうね

冴宮

あぁ

冴宮

今日はショッピングモール行くんだっけ

世羅

あー昨日そんな話してたね

世羅

朝ごはんできてるよ？

冴宮

食べてから向かうか、、、

キーンとする音が冴宮に聞こえた

冴宮

うっ

冴宮

（耳鳴り、、、か）

冴宮

頭が、、、いたい、、

世羅

大丈夫？

世羅

なんか顔色悪いよ？

冴宮

気にすんな！

冴宮

元気だよ！

世羅

そう

世羅

無理はだめだよ？

冴宮

うん

冴宮

心配させてすまんな

冴宮は世羅の頭を撫でた

世羅

！

世羅

やめてよ

世羅

恥ずかしい、、

冴宮

ははは

冴宮

すまんすまん

世羅

もう、、、

世羅

さっさと食べるよ！

冴宮

うん

そして二人は朝食を取るのだった

冴宮

さて、忘れ物は無いな？

世羅

うん

冴宮

それじゃ行くか〜

世羅

何を買いに行くの？

冴宮

食材、調味料とか

冴宮

まぁ色々

世羅

ふ〜ん

冴宮

何か買って欲しい物でもあるのか？

世羅

や、無いよ

冴宮

絶対あるだろ（笑）

世羅

、、、

冴宮

ま、とりあえず行くか〜

冴宮

ふう

冴宮

（電車、、、やばかったな）

冴宮

（耳鳴り、、、）

冴宮

（いつ倒れてもおかしくないな）

冴宮

（神様お願いします）

冴宮

（もう僕に何もしないでください、、、）

世羅

冴？

冴宮

あ、どした？

世羅

さっきから何回呼んでもボケーってしてたから

冴宮

あー

冴宮

何買おうか悩んでた

世羅

、、、

世羅

（嘘だ、、、）

世羅

（何かある、、、）

世羅

（何か隠してる、、、）

世羅

（ここは素直に聞いてもいいのかな、、、）

冴宮

それじゃ行くぞ

世羅

ねえ冴

冴宮

ん？

世羅

私に何か隠してない？

冴宮

は？

冴宮

え？

世羅

や、朝から何かおかしいよ

世羅

何かあったんじゃないかって

冴宮

なんもないよ〜

世羅

もう、、、嘘はやめてよ

冴宮

、、、

冴宮

嘘じゃない

世羅

嘘だ

冴宮

嘘じゃない！

世羅

嘘だ！

世羅

こんな冴は、、、私、、、嫌だよ

世羅

本当の事言ってくれない？

冴宮

僕は大丈夫だから！

世羅

顔色も悪いし、返答も遅いし

世羅

大丈夫な訳無いでしょ

世羅

本当の事言って！

冴宮

、、、

冴宮

僕の何が分かるんだよ

世羅

え？

冴宮

もう、、いいよ

世羅

いやいや！

世羅

そうじゃ無いでしょ！

世羅

悩みがあるなら教えろって言ったのそっちじゃん！

冴宮

、、、

世羅

ねえ！

すると世羅は泣き始める

世羅

ねえ、、、お願い、、、

世羅

もう、、、大事な人を無くすのは嫌なの、、、

冴宮

、、、

世羅

だから、、、お願い、、、

世羅

本当の事言ってください、、、

世羅は走って何処かに行ってしまった

冴宮

ちょ、、、世羅！

冴宮

まずいまずい、、、

冴宮

僕ったらなんであんなことを、、、

冴宮

僕が隠してるからこうなったんだ

冴宮

僕が始めから言っていれば、、、

冴宮

と、とりあえず考えるのは後だ！

冴宮

今は探さなきゃ、、、

冴宮

世羅を、、、

冴宮

、、、

冴宮

探してもいいのか、、、

冴宮

僕が悪いんだ、、、

冴宮

謝らなきゃいけないのは分かる

冴宮

でも、、、余計に傷つく、、、

冴宮

探して真実を受け入れて、、、さらに傷ついたら、、、

冴宮

僕は、、、怖い、、、

冴宮

どうすれば、、、

冴宮

分からない、、、

冴宮

今、僕は何をすべきなのか

冴宮

何をしなきゃならないのか

冴宮

後が怖い、、、

冴宮

でも、、、やっぱり謝らなきゃだよね

冴宮

謝らなきゃ何も始まらない

そして、冴宮は世羅を探す

冴宮

はぁはぁ

冴宮

どこにもいねぇ、、、

冴宮

どこいったんだよ、、

冴宮

うっ

冴宮に耳鳴りが聞こえる

冴宮

ぐっ、、、

激しい頭痛も、、、

冴宮

あ、やばい

冴宮

意識が、、、飛ぶ、、、

冴宮

目の前が何も見えない、、、

冴宮

やばい倒れる、、、

世羅

はぁ

世羅

私、、、何してるんだろ、、、

世羅

なんで冴くんと喧嘩しちゃったのかな

世羅

冴くん怒ってるよね、、、

世羅

誰にだってコンプレックスはあるのに、、、それを聞こうとした私が愚かだったよね、、、

世羅

流石に私も言い過ぎたよ、、、

世羅

つい、感情的になっちゃうな

世羅

私の悪いところ、、、

世羅

ごめんなさい、、、

世羅

でも、、、大切な人を無くしたくない

世羅

私、、、どうすれば良かったんだろ、、、

世羅

分からないや、、、

世羅

なんか、、、気分がな、、、

世羅

こーゆー時、冴くんなら、、、励ましてくれるのに、、、

世羅

とりあえず冴くんに謝ろうかな、、、

世羅

私が悪いのに

世羅

怒ってるけど私が謝らなきゃいけない、、、

世羅

私が作った喧嘩なんだから、、、

世羅

まぁ何かお詫びの物として、お守りでも買ってくかぁ、、、

世羅

流石に何も無しでは駄目だしね

世羅

お揃いの物にしよ〜

5分後

世羅

買えた買えた〜

世羅

可愛いお守り〜健康のお守り2つで良いでしょ！

世羅

ん？

世羅

何あれ

世羅

なんか騒がしいな

世羅

抽選でもあたったのかな、、、

世羅

それともセール？

世羅

ちょっと近くに行ってみよっかな

男性

おい！僕！大丈夫か？

女性

今救急車来るからもう少しの辛抱だからね!

世羅

ん？

おじさん

倒れたらしいですよ〜

おばさん

若いのに、、、なんとも悲しいですね、、、

世羅

倒れた？

世羅

え？

世羅

誰？

その光景を目の当たりにした私は驚愕した

世羅

え

世羅

嘘

世羅

冴！

世羅

冴くん！

そこには冴宮が倒れていた

冴宮

うっ

世羅

冴くん！冴くん！

冴宮

うう、、、

世羅

駄目だ、、、

女性

今救急車くるから！

世羅

冴！冴！

余命宣告された彼と彼女の話

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

夜羅

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

余命宣告された彼と彼女の話

第7話 - 喧嘩

作者の他の作品すべて見る

#恋愛の新着小説
一覧

関連するタグ

余命宣告された彼と彼女の話

第7話 - 喧嘩

作者の他の作品すべて見る

#恋愛の新着小説一覧

関連するタグ

#恋愛の新着小説
一覧