イスラエル
ぐずぐずに崩れた声が、ベッドの上から響く。
イスラエルの肌は、何度も与えられた快感に汗と涙で濡れ、指先一つ動かすことさえままならなかった。
けれど、アメリカは笑っていた。
優しい笑顔のまま、イスラエルの腰に手を添え、そっと囁く。
アメリカ
イスラエル
ゆっくり、でも深く奥まで押し込んでくるアメリカの動きに、イスラエルの背が反る。
自分の意思じゃない。
でも、体は――心の奥底まで、もうアメリカに染まってる。
アメリカ
イスラエル
アメリカ
耳元に舌を這わせながら、アメリカは容赦なく腰を動かし続ける。
アメリカ
イスラエル
アメリカ
その問いに、イスラエルは答えられない。
けど、答えはもう体に出ていた。
アメリカの中毒になってしまったこの体が、もう、彼以外を求めることなんてできない。
アメリカ
イスラエル
その瞬間、アメリカの目が怪しく光った。
アメリカ
彼の声は優しかった。
けれどその優しさは、檻の鍵のように重く冷たかった。
――もう、戻れない。戻る必要なんて、最初からなかったのかもしれない。
イスラエルはただ、アメリカに溺れていく。支配されるたび、快楽を味わうたび。
全てを奪われながら、救われていく。
コメント
2件
ぁぁぁぁぁあ段々と語彙力なくなってコメントもムズくなってきたぁぁぁぁぁあ 推しカプ増えたじゃないですかどうするんですか( ・᷄ὢ・᷅ )