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好きだから

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好きだから

15 - 伝えたい気持ち。

♥

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2024年03月16日

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💚サイド


どのくらい走っただろう。


💚「はぁ、はぁ…。」


めめからキスしたわけじゃないって分かってる。


分かってるのに。


僕より、大西くんの方がいいんじゃないかって考えちゃうのはなんで?


僕はめめの彼氏だ。


って胸を張って言えないのはなんで?


なんで逃げたの?


💚「うぅっ…。」


こんな自分が嫌だ。


消えていなくなりたい。


?「あれ?あべちゃん?」


聞き覚えのある声がした。


🧡💫サイド


目黒くんとキスした後、


僕はその場からすぐ離れた。


阿部くんにもバッチリ見られたし、


修羅場になったはず。


さすがにもう戻れないでしょ。


前の関係には。


そう思い込んでた。


🖤サイド


俺はそのままその場に立ち尽くしていた。


あべちゃんのこと泣かせちゃった。


俺が鈍感だから。


本当にダメなやつ。


あべちゃんのこと幸せにするって決めたのに。


泣かせてどうすんの。


?「あれ、目黒じゃん。」


聞き覚えのある声がした。


その方を見るとそこには、


しょっぴーと舘さんが立っていた。


💙「なんでって、仕事。」


❤️「阿部とふっかのとは別のだけどね。」


💙「あべちゃんと一緒じゃないの?」


🖤「ちょっといろいろあって…、」


あったことを2人に全て話した。


💙「まじか…。」


❤️「で、めめはどうしたいの?」


俺はどうしたい、か。


もう戻れないのかもしれない。


今までのようには。


でも、あべちゃんに謝りたい。


泣かせてしまったこと。


辛い思いさせたこと。


🖤「俺は…、あべちゃんと話したい。」


伝えなくちゃ。


誤解だよって。


俺にはあべちゃんしかいないって。


大好きだからって。


思ってること全部、


全部話して、


あべちゃんの不安を少しでも少なくしたい。


あべちゃんにも思ってること全部話してもらいたい。


これが俺の思い。


🖤「2人ともありがとう。」


❤️「どういたしまして。」


💙「…俺は嫌だから。2人が別れるとか。がんばれよ。めめ。」


そう2人に背中を押されて、俺は走り出した。


あべちゃんを探しに。









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