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💚サイド
声のした方に振り向くと、ふっかがいた。
💜「どうしたの?めめと一緒じゃないの?」
💚「ふっかぁ〜😭」
いつもはこんなことしないのに。
なんか今日はふっかを見た瞬間に抱きつきたくなってしまった。
💜「お、お〜。どうした?」
💜「めめとなんかあった?泣いてるじゃん。」
💜「とりあえずあそこ座ろっか。」
ふっかがそう言ってベンチの方を指差した。
僕は黙って頷いて、ふっかの後をついていった。
💜「で、何があったの?話せる?」
💚「…あのね、」
それから、僕はあったことを全て話した。
💚「…めめは悪くないって分かってるのにね…。グス」
ふっかは黙って僕の頭をポンポンって触ってそのまま抱きしめてくれた。
💚「ふっかぁ〜。うわぁ〜ん。」
僕はしばらくふっかの胸を借りて泣いていた。
💜「落ち着いた?」
しばらくしてふっかがそう聞いてきた。
💚「うん…。ありがと。」
💜「で、あべちゃんはこれからどうしたいのよ?めめと別れたい?」
💚「ううん。別れたくない。」
ごめんねって言わないと。
辛い思いさせちゃったねって。
弱くてごめんって。
こんなに僕のこと思ってくれる人、他にいないから。
たくさんの「大好き」を君がくれるから。
僕もめめのことが大好きだから。
めめがくれるその気持ちを返したいから。
これからも君の隣で笑いたいから。
全部伝えよう。
思ってること。
💚「…僕、めめのところ行ってくる。」
💜「がんばれ。」
そうふっかに背中を押され、
僕は走り出した。
大好きな君の元へ。
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