『日本、こっちを向いて…』
もう少しで一日が終わる時間。
英国さんのベッドで口付けを交わす。
「…ふ、はっ……ん…」
何秒たっただろうか。五秒?十秒?三十秒?
今、この瞬間だけ世界が遅れているような感覚がする。
ただ、しっかりと分かるのは、英国さんが私を愛している事。
『ん……日本ったら、いつまでもキスが上手くならないね。』
そう言われ、少し口角が上がる。
「そうですかね…?はは。」
貴方のその顔を、私が見たいからと言えば、どうなるのでしょう。
しかも、
キスが上手くないと、貴方は沢山キスをしてくれるでしょう?
貴方の全ては私だけが見ていいのです。
いつか別れるその時まで、貴方の全てを堪能したいだけ。
コメント
3件
わぁ、、わざと下手にするのあざとい、、、 英国が日本を大切にしてくれるところもかっこいい、、 二人が年老いても、星になってもずっと一緒にいて欲しい願望が出てくる、、 儚くて、愛らしくて、繊細で、、、そんな作品でした。ありがとうございます。
⁉️⁉️めちゃくちゃすきです……日がわざとキスが下手なフリをしてるのがもうたまらない…素晴らしい作品をありがとうございます🥹💓